ITPを克服するぞぉ! -54ページ目
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初診の日

病院2011年3月


次男くん(ここではうっくーと呼びます。)が、赤ちゃんの頃から乳児湿疹がひどく

離乳食中でも卵・甲殻類のアレルギー反応があったので、

詳しく調べるために、近所の小児科へ。

検査の結果、卵・甲殻類ともに陰性・・・・ただ、予想もしてなかったゴマがひどいアレルギーだった。

卵が食べれると、いろんなものが食べれるので卵のチャレンジテストを受けるために

総合病院を紹介してもらう。


病院4月20日


お兄ちゃんを幼稚園へ送って、うっくーと固ゆでした卵黄をもって病院へ。

先生に会うなり、うっくーの足のアザの多さを指摘される。

もしかして・・・・・わたし虐待を疑われてる???

いや・・・・わたしの頭にある病気が浮かんだ。

とっさに先生に

「もしかして、紫斑病ですか?」と尋ねる。

先生も

「なんで?」と聞き返す。

「わたしが、幼稚園の年中さんの時になり、母から聞いていた症状と似てるので」と説明する。

先生から、チャレンジテストより血液検査をするように言われる。


2時間以上待って、やっと結果がでる。でも、まだ先生や看護師さんは慌しく

血液検査をしてる科の人とやりとりをしている。


通常15万~30万ある血小板が、この時うっくーは3万しかなかった。

先生から、このままだと命の危険があるので即入院してくださいといわれた。

頭が真っ白になり・・・血液の病気、即入院となるとドラマで見たことがある

悪性の病名が浮かんだ。


とりあえず、うっくーは処置室へ連れて行かれた。

わたしは母にTELをし、お兄ちゃんのお迎えをお願いした。


うっくーは人生初の点滴に大泣き・大暴れ。

そりゃそうよね・・・痛い、怖い、ママから離されて不安。

大泣きするうっくーを見て、わたしも泣きそうになったけど

強がりなわたしは人前では泣かず、入院手続きをした。



kazy    


病棟へ行くと、うっくーは疲れたのか爆睡。

父がきてくれたので、わたしは入院の荷物をとりに家へ帰る。


24時間看護なので、わたしとうっくーの二人分の大荷物。

うっくーとわたしの入院生活が始まった。

うっくーの事はもちろん心配だが、幼稚園に行き始めたばかりの

お兄ちゃんの事が一番気がかりだった。



kazy

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