PIERROTの予定が確約されていたこの1年、ずーーーっとすごく楽しかった。

毎日生きる糧になっていたし、ウキウキしてた。

有明は細かく振り返る余裕がなかったし、Kアリは2日間ちゃんと記録に残しておきたい。

めちゃくちゃ長いし読みにくいと思うので暇潰しにどうぞ!



わたしはPIERROTを観るなら絶対にクリア視界が確約されているスタンドが良いので迷わず両日A席を選びました。

(本当は身体のことを考えると着席指定が良かったのだけど当たらなかったので第二希望で)

初日は上手、最終日は下手の上からステージもピエラーもまるっと眺められて最高の景色を堪能出来ました。とても見易かった!


初日は上手だったのでアイジさんのギターの音がめちゃくちゃでっかくて、あんな爆音なのに音割れもなくスタンドまで綺麗に耳に届いてさすが音響に全振りした会場だけあるなと……(どこで見てもバランス良く聴こえればもっと最高だった)

最終日は下手だったので潤様のギターの音がよく聴こえて、意識的にアイジさんの音は聴いてしまう習性と相俟ってすごくバランス良くツインギターを堪能出来ました。

PIERROTのツインギターが本当に大好きでどっちの音もとりこぼさないように必死に追いかけてたし、その上でやっぱりキリトさんのお歌も歌詞もじっくり噛み締めたいし、コータさんの安定感ある重低音とたけおさんの神業ドラムも堪能したくてずっと忙しかった。

PIERROTのライブ空間に漂うすべてが愛しくて楽しくてキャッキャしてうるうるして胸いっぱいでわーーー!ってなってたら一瞬で本編終わりました。


【5/17 LASTCIRCUS -FINALE-】

初日のFINALE→Adolf→ENEMYはイントロが鳴る前から次にどの曲が来るのか分かってしまってその通りに始まって不思議な感覚だった。

青い空の下めちゃくちゃ嬉しかった〜〜!!

2日とも鬼桜がなかったのも意外だったしそこから繋がる演出も大好きだったけど、突然ぶっこまれる青い空の下に脳汁ドバドバ出て最高だった。

ヘドバン出来ないのでおててぶんぶん振り回しました。

ACID RAINもまさか聴けると思ってなかったからめちゃくちゃ嬉しかった!!!!

アウトロの潤様が本当にかっこよくて大好きなんだ……というか、アウトロの楽器隊みんなかっこいい;;

歌詞もね……あの丘でなら笑顔でまた会えるって。闇を照らすには君が必要なんだって。あの当時聴いててもグッときてたけど、今聴くとより一層ぶっ刺さるよね……そんなんばっかりだよ。兄さんの紡ぐ言葉が生む普遍性は天才なんてもんじゃない。それ以上にすごい。語彙力なさすぎて悔しい。

酸性雨の余韻で完全なる静寂とはならなかったけど、HILL-幻覚の雪-のキリトさんの「っはりつーめた」の張り詰め方(?)が好きで好きで何回聴いても心臓がドゥン!てなる。

アイジさんの奏法が当時と比べてとても滑らかになっていて、以前の力でねじ伏せるみたいな弾き方もかっこよくて好きだったけど今の熟練極まった感じも安定感あってめっちゃかっこいい!と思いました。

また聴けたの嬉しいな……もはやなんでも嬉しいまであるけど、ID ATTACK大好きマンにはACIDからのHILLって流れが本当に最高すぎた。

PIECESもやばかった。今でも何一つまだ捨て去る気もないって。この手はいつか取り戻せるって。大事な夢の欠片たちでメンバーとピエラー全部指さすキリトさんずるすぎる;;あんなの泣いちゃう(泣いてた)

REBIRTH DAYはキリトさんがあちこち動き回っててかわいかったし、サイケのイントロは何回聴いてもテンションぶち上がるし5分割演出も大好き。

満月の時上手でキリトさんとアイジさんがしばらくいちゃいちゃしててどうにかなってしまうと思いました。月日を重ねれば今よりも僕を求めるよねのとこ……ね……すごかったね。

あとこれアイジャーあるあるだと思うけど、1サビ終わりですぐアイジを呼ばねばならないので毎回サビの間ずっとソワソワしてる。うっかりコールしそびれるの悲しいから。

ドラキュラからラストまではずっとギターかっけ〜好き〜〜!!!!と思いながら拳ぶんぶんしてました。

ドラキュラのBメロからサビにかけてが特にめちゃくちゃ好きでギターの音ばっかり聴いちゃうとうっかり振り上げた十字架をこの胸に突き刺しそびれるので意識をぶっ飛ばさないように必死。

CREATUREのAメロの掛け合いもツインギターでしかあの表現は出来ないので、隙間を埋めるように次から次へと左右から押し寄せてくる音がひたすら至福すぎた。

ここまで体感5秒だった。めっちゃ一瞬で終わってびっくりした。 


アンコールは照明暗いまんまぬるっとメンバーが登場していざ明るくなって見たらアイジさんがえらい肌色多めでひっくり返った。

あんな穴だらけの服着こなしてるアイジさんis何??すごすぎる……さすが健康長寿を志しているだけある。とてもお似合いだった。

本編でやらなかったから諦めてたけどアンコールで真っ赤な花きて嬉しかった!!

キリトさん見たことない新しい動きしてた。かわいい。前の腕ぶんぶんするのはかっこよかったけど、新しい動きはなんかるんるんしててかわいかった(?)

あとこれはラスサビのアイジさんがめちゃくちゃめちゃくちゃかっこよくて毎回ホワァ〜……って何も出来なくなって見入っちゃう。ギターの音でぶん殴られる感覚というか。本当にかっこいい。

そしてICAROSS;;;;;ここで来るの?!という驚きとやってくれた嬉しさと自然に動いてしまう身体……まったく復習してなかったけど覚えてるもんだなと。

MCほとんど覚えてないけどたけおさんが元気そうで良かったのとコータさんがふわっとしてたのと潤様が雨男に科学的根拠がない主張してたのとアイジさんには生命力があると言われたのと兄さんはKIRITOのキリトさんがちょいちょい出てたこととウェーブで遊ばれたことくらいしか覚えてない。

ウェーブめちゃくちゃ懐かしかった!!ウェーブといえば武道館だし、兄さん「アリーナ、1階、2階」って言ってたから武道館の感覚だったのかなと思った。(2日目でアリーナ真ん中上に修正してきた)

蜘蛛の時ギター隊が入れ替わって潤様が上手にいらっしゃったので彼女じゃなかったのとこ目の前で見れた!かわいい!

ATENAとかHUMANとかで照明が明るくなって、メンバーもあちこち動き回ってピエラーのみんなたちがわっしょいわっしょいしてるのを見るとものすごい多幸感に包まれて嬉しくなる。しあわせすぎる。

最後挨拶したあと各々ピック投げたりしてる時、アイジさんが上の方まで丁寧に手を振ってくれたのが嬉しかった。やさしい。

潤様がえっほえっほ上手にきてくれたのも嬉しかったし、本当にかわいかった。ぼすぼすぽよんぽよんしててゆるキャラみたいだった。周りもみんなかわいい〜!てなってた。

やっぱりPIERROTが大好きだ〜〜の気持ちで初日は終了。



【5/18 LASTCIRCUS -HELLO-】

HELLO聴くとやっぱりどうしても最後の野音を思い出す。あの時も下手で、しかも最前だった。雨で冷たくて最前といえども視界良好とは言えなかったし、アイジさんも遠かったからあんまり覚えてないけどなんとなく大丈夫かなと思った記憶はある。

時を経て、改めて聴くとHELLOってめちゃくちゃかっこいい曲だなと思う。結果的に最後のシングルになってしまったし、歌詞も何もかもダイレクトに抉ってはくるけどすごくPIERROTらしいというか。絶望の底に叩き落とされても前を向いて強く生きていくと鼓舞して引っ張りあげてくれる曲だとわたしは思っているので、ANDROGYNOS発表からこの1年の夢のようなボーナスステージ最終日の1曲目がこれでスタートするというのが良かった。

確かAdolfだったと思うけどアイジさんがいつもよりアグレッシブな一瞬があってえっかっこよ!!と衝撃を受けた記憶。下手から観てたからかな。めっちゃ一瞬だったけどほんとかっこよかった。

そしてAdolfと脳モルは潤様のフレーズをピエラー新規の頃ひたすら耳澄まして聴いていたので未だにこの2曲を聴くと初心を思い出す。

ICAROSSとか真っ赤な花とか挙げたらキリがないけど下手だと潤様の音が大きくていいな最高だなを何度も感じた。

あとセルロイド。Kアリって本当に音がいいんだな……もうなんか、全部の音がめっちゃクリアに聴こえてくるんだけどすべてがめちゃくちゃで、あんなにぐちゃぐちゃなのになんでバチッと揃うんだ??と改めて曲の凄さを痛感させられたし、中毒性がすごくてCELLULOIDを狂ったように聴いていた日々を思い出した。

そういえばたけおさん自殺回しあんまりしてなかったように見えたけど気のせいかな。わたしの席からの角度的なものかもしれないけど、腕回さずにシュッ!てシンバル叩いてるように見えてそれはそれでめちゃかっこよかった。

自殺といえばイントロ前の繋ぎのところで潤様がピエラーの変則ヘドバンを操るみたいに腕をぶおんぶおん振ってたのがかわいかった。

壊れていくこの世界でもBIRTHDAYも何度もキリトさんがアコースティックで歌ってくれているので久しぶりな気はしなかったけど、いざPIERROTの5人の音で聴くと別格すぎてぼろぼろ泣いてしまった。PIERROTで聴けたのが嬉しすぎた。壊れていくもBIRTHDAYもギターが大好きでどっちもコピーした記憶ある。もう弾けないけど。

歌詞を通して強く優しく伝えようとしてくれる言葉たちが今の状況にリンクしすぎてもうだめだった。何一つ諦めてはいないけど今はどうすることもできないからせめて笑っていてとか、そこにいるだけでいいからとか、こんなでっかい愛を持って伝えられることが他にあるだろうかと……別れは避けられないけど悲しまなくていいと言い聞かされてるようでまた泣いた。単純に悲しくなくても楽しい時間が続けばそれだけさみしいし。もっと一緒に遊びたいけどお別れの時間がきたら受け入れないといけないし。

PURPLE SKYの「今君と交わす次の約束もきっと守ってみせるよ」とか……ここの裏メロみたいになってるベースめちゃくちゃ好き。PURPLEまた聴けると思ってなかったからまず聴けた嬉しさで胸いっぱいになって、そして有明の時は「次の約束」があったけど今回はないとわかった上で敢えてこれがセトリに組み込まれたことで今すぐには実現しなくてもいつかその時が来るかもしれないという期待や願望を押し殺さなくてもいいのかなとも思えた。何度も不可能を可能にしてきた人たちだから。

ドラキュラの時キリトさんがアイジさんのとこいってなんかしてる!?とソワついたけどわたしのところからはあんまりちゃんと見えなくて後で一連のあれこれを目撃したピエラーさんのレポで知って泡吹いた。すごいね……ね。

それはさておきやっぱりギターが最高すぎて、、しかも潤様の方をあんなしっかり観れたのいつぶりだろうか……たぶんめちゃくちゃ久しぶりなのでまたしても振り上げた十字架を以下略……もちろんアイジさんも見た。目と耳がずっと忙しかった。

ゲルニカの炎が初日よりもあちこち縦横無尽に飛び交っててすごかった。折り畳み出来ないから腕を代わりにしながらピエラーのみんなたちを見てたけど自殺もそうだけどみんな揃ってて圧巻だった。あとゲルニカはサビのドラムが大好きなのであの変則リズムに合わせて手が勝手に動いてしまう。かっこいい。

満月2日ともやってくれて嬉しいし、マグホリはコータコールのとこいつもよりたっぷり呼ばされた気がする。いっぱいコータ!て呼んだ。

サイケの時潤様が上手に行ってしばらくアイジさんと2人で向き合ったり背中合わせたりギター隊スペシャルタイムがあってもう、、嬉しすぎてキャッキャしてしまった。大好きな曲で大好きなギター隊がわちゃわちゃしてる光景本当にご褒美がすぎる……ありがとうございました。

そしてぶち上がったテンションのままハーケンが来てお立ち台に潤様が立った瞬間意味わからん声が出た。かっこよすぎる。潤様;;;;

なんの時か忘れたけど目を離した隙にいつの間にかアイジさんがお立ち台に立ってた時があってわぁ!てなった。なんだったっけな。思い出せないけどかっこよかったです。

MADでラスト!て言われてまた早くない?!てなった。今回はラスサビ前の統率めっちゃ取れてて最後にキリトさんとピエラーの真骨頂を感じられて嬉しかった。


アンコール、メンバーが出てくる直前にぴたっと揃って声がでっかい塊になってうねってるあの感じにATTACツアー思い出した。ピエラーの一体感すごい。

HEAVEN、REBIRTH DAYと続いてなんか今日はめっちゃHEAVENだなと思った(語彙力なくてごめん)

REBIRTH DAYでキリトさんがアイジさん覗き込んでアイジさんもキリトさんと向き合ってしばらく顔見合せていちゃいちゃいちゃいちゃしてて何見せられたんだろうめっちゃこそばゆかった。なんかほんと、ただ見たままの事実を思い起こしてもあの二人に漂うやわらかい空気感がこそばゆくてたまらなかった。

3曲目何が来るんだと思ったらたけおさんのドラムが待ち焦がれていたリズムを刻み始めてぴぎゃーーー!と飛び上がってしまった。嬉しい;;めちゃくちゃ嬉しい;;焦らしに焦らしてこんな最後に超紐理論聴けるなんて……ずるすぎるよ〜〜嬉しい〜〜!!!!

やっぱり今日はHEAVENの日だ。あまりにも嬉しすぎて自制していたのにぴょんぴょん飛び跳ねまくってしまった。明日身体が動かなくなってもいいやと本気で思ったしここではしゃがない選択肢がなかった。案の定次の日背中激痛でしんでたけどそれ以上に多幸感が勝っているので悔いは無いです。

下手でキリトさんと潤様がわちゃわちゃしてる時にアイジさんがたけおさんのとこ行ってて待ってどっちも観たい!目が足りない!紐楽しい!わー!ってなってた。

MCでギター隊が口々に健康を念押ししてきて、笑ってはいたけど本当にそうだなと。メンバーもピエラーもみんなが健康を維持出来て始めて成り立つ空間でもあるし、リアルにお互いいつどうなってもおかしくない年齢でもあるし。40過ぎたら友だちと会っても健康の話ばかり…ってアイジさんが話してるとこにキリトさんがずんずん近付いて肩ガシッと掴んで揺らしながら「健康で生きていこうな!」と言ったら間髪入れずに「押忍!」て返すアイジさんめっちゃ良かった。めっちゃ良かった……(噛み締め)

キリトさんが約束がなくても強く生きろ、誇りを持てって言葉を尽くしてくれたのがすべてだよね。

事実としてこの先にPIERROTの予定はないし、今後こんな奇跡がまた起きる保障も何もないけど「また、いつか!」とこの時間を共有している全員の願いがそのひと言に集約されていたなと。

同次元で君と僕がこうして出会ってお互いに求め合ってるそれが答えだし、想像もつくはずのない楽園の景色はとてもシンプルで美しいんですよ。

なんか、これまで何度もPIERROTとお別れしてきたけど今回は感覚としてバイバイじゃなくてまたねなんだよね。楽しい時間が終わるさみしさはあっても二度と会えない気はしない。

PIERROTという存在がなかったことになっていた頃を知っているから、その辛さと苦しみを散々味わったから、なんの保障もないのにまたいつかがあると思えるのってそう思っててもいいなんて、こんな幸せなことはないと思う。

再会の日は来るかもしれないし来ないかもしれないし、それはわからないけどまた会おうね、次会ったら何しようか、いっぱい遊ぼうねと遠くに行っちゃう大事な友だちとお別れするみたいな感覚。

ラストスパート、蜘蛛とHUMANで今の自分の出来る限りの全力は尽くした。蜘蛛のBメロでぴょん!ぴょん!て飛びながら移動する潤様がめっちゃかわいかった。アイジさんのギターソロの時2日とも逆サイドで遠かったからもーー!てなった。

最後のCHILDはもう、泣きすぎて顔が全部なくなった。何もかも出し切ってカラカラになった。

「強く響け僕の歌声よ 行場をなくした君のもと届くように」

嗚咽でちっとも声が出なかったけどキリトさんのアカペラとピエラーの大合唱はお互いに声を届け合ってるみたいでどちらか一方的なものじゃないのがたまらなかった。

メンバーみんな泣いてたのかな。わたしは見えなかった(自分の涙と感情を処理するのに精一杯だった)けど、もしそうなら本当にあの場にいるみんなが同じ想いでPIERROTとの最高で最幸な時間を名残惜しんでたのかもな。

間違いなくこの日のライブが今まででいちばんかっこよかったし、輝いていたし、過去一最高だった。

最高値を更新して幕を下ろすPIERROTはかっこいいなんて言葉じゃ足りないくらい宇宙一かっこよくて、この先も唯一無二の存在で居続けてくれるんだろうな。

PIERROTをずっと好きでよかった。ピエラーでよかった。誇りを持ってこれからも健康に生きていこうと思います。


改めて、夢のような1年をありがとうございました。

じゃあ、またね。