また君に会えた気がした。
いつまでも想いが残っていて
それなのに届ける場所がなく
消したつもりでいた。
欠片のような姿に少し触れただけで
消えていなかったことに気がついた。
長い旅を今もずっと続けていて
どこまで行っても変わらないものを見つけた。
器が空っぽになる経験を何度もした。
あらゆる温度や天候に身をさらした。
たくさんの言葉と知らない言葉を聞いた。
中心が壊れて世界が混ざったり
また分かれてその中の一つに閉じ込められた
こともあった。
目指す行き先なんかなくて
ボロボロのまま歩き続けている。
帰る場所も行く場所もなくて
今立っているこの道をこれからもずっと
ただ歩き続けるだけなのかもしれない。