こんにちはkaoriyです。

着物好きなら、一度はチャレンジしてみたい、旅先での着物。


行ってきました!旅先は奈良。

東大寺二月堂のお水取りという行事をご存知でしょうか?遥か奈良時代に起源を持つこの行事は、選ばれた僧侶たちが、人々の罪を懺悔し、天下の安寧を祈る儀式で、長さ8メートルにもなる松明を持ち二月堂の廊下を駆け抜けます。

火の粉が舞うダイナミックな光景は3月1日から14日まで毎夜行われます。


これに行きたくて一人旅の計画中、ネットで面白そうなイベントを発見!「お水取りに親しむ 弥生の茶会」です。これはあの中川政七商店の茶道ブランド「茶論」主催の茶会です。


古い町並みの続くならまちの中でも、おしゃれスポットのひとつ「中川政七商店 奈良町本店」創業家中川家の屋敷を使った「茶論」での茶会。


この茶会に椿の帯を締めて行くと即座に決断。とはいえ、茶道の作法もあやふやで茶会といえば先生の後をついて歩いて行くだけの私。でもアラカンのオシャレ心?をくすぐるこの企画に、勝手にワクワクしてチャレンジしましたラブ


    「修二会の椿」茶論のWSで作成。


ん?何で椿の帯?と思いますよね。お水取りの際は、僧侶の皆さんが椿の造花を作り堂内を飾るのだとか。別名修二会(お水取りのこと)の椿とも呼ばれています。


これがそのコーディネート。お茶会ルールそっちのけで、小紋に染め帯でしたが、流派の茶会じゃないし、楽しさ優先で着て行っちゃいました。


ここでまとめ。

着物旅は、何かイベントがあると楽しめますよ。今、この時期に、ここへ行くならコレ!みたいなヨロコビがありますおねがい

注意点は、私の場合着物に気持ちが行き過ぎて、寒さ対策に失敗。小雪がちらつく奈良の寒さにやられて、風邪を引いたことでしたガーン


ちなみに、着物のパッキングで参考にしたのは雑誌「七緒」のvol.75 あの人の旅支度特集でした。

皆さんもチャレンジしてみてね。