気付けばいつの間にか11月になった。
あまりにもいろんなことが起こった。
今年の夏、生まれて初めて入院した。
これまでに数回、東京で倒れたことがあった。
東京に来て2日め、人生で初めて倒れた。
それから半年何もなかったけど、また突然倒れた。
冬、長野のスキー場で倒れた。
銀座の町で倒れたこともあった。
病院にはかかっていたけど、なかなかよくならず、
倒れた時の痙攣を抑える薬をずっと飲んでいた。
自分ではなんとなく、大きな発作が起こった後は次が来るまで間隔が空いて、薬をきちんと飲んでいれば気持ち悪くはならないと認識していた。
おかしいなと思ったのが8月。
でもその時も1週間で大阪、実家、東京と行き来してたから
疲労がたまってたんだと思ってた。いつものパターン。でも今回はなんか違う。
きちんと薬を飲んでいるから。
いつもの病院に行った。薬が体に合わないのでは?との診断。検査の結果もOKだし。
血中濃度も適性なのに薬が合っていないとはどういうことなのか。
新しい薬が出たけど全く状態が変わらない。
8月24日日曜日、でかけようと思ったら突然家で倒れた。
この日おかしかったのが、このあと何度も何度も失神に襲われたこと。
台所で食器を洗ってたらいつの間にか床に倒れていて、
パソコンをしていたら突然倒れて気付いたら机の上のパソコンが床に落ちてた。
こんな失神が1日10回ぐらい続いた。
気持ち悪くて耐えられなくて寝てみても、
何度も発作が来て起きる。苦しくて仕方なかった。
いつも、ふぅっとなってめまいがして苦しくなって、ましな時はそのまま意識が戻るけど、ひどいときはそのまま倒れて気付けば痙攣してる、そんな状態だった。
次の日、休みたかったけどどうしても休めなかったからタクシーで仕事に行った。
お客さんと話してる時も移動してる時もひどくめまいがして、
自分でもう限界だと思って、午後から休みをもらって病院に行った。
でも、いつもの病院では同じことしか言われなくて、いつもの状態とは違うんだと
訴えても、薬に対する体の適合性の問題だと言われて返された。
お母さんに相談して、大きな病院に行くことにした。
救急部で見てもらったけど、私がたぶんこういう病気で・・・と説明してると、年齢や
症状からも前の病院と同じ診断が下った。ただ、発作を止めるための点滴を打ってくれることになった。
これがほんとに助かった。薬が強いから点滴の時は心電図をつけることになった。神戸にいたお母さんが心配して飛んできてくれた。一人じゃなくてよかった。
突然また、軽くめまいがした。
そしたら突然外の心電図がピーピーなって、看護師さんが飛んできた。
「今、意識がなくなってたけど大丈夫?」と。
意味が分からなかった。
それから外は大騒ぎ。
1時間後ぐらい、いきなり循環器の先生が入ってきて言われたことは、
心臓に問題がある、とのこと。今までまったく考えてもなかった。
私の病気はおそらく高度AVB(AVB=房室ブロック)で、今すぐ入院が必要だと。
そんなわけで私は8月25日、入院することになった。
高度AVBとは、不整脈の一種。不整脈は、年齢と共に出てきたり、スポーツ選手とかに出ることがあるけど、大きく危険な不整脈とそうでないものに分けられる。
私は全く気付いてなかったけど、私のものはとても危険な状態だったみたい。
そんなわけど入院をし、然るべき処置を受けて、今は仕事と日常生活に復帰している。もうすっかり元気で、前みたいにいつ倒れるか分からない恐怖に苛まれることもない。みんなにもたくさん心配してもらったけど、すっかり元気そうね、とありがたい言葉もいっぱい頂く。
原因がなんだったかのかは、結局分からないままだったけど、元気になれてよかった。休んでる時、今もいろいろ考えるけど、まずは本当に健康が1番。
あの日あの病院に行って、あのタイミングで発作が来て、きちんとほんとの病気が見つかってよかった。不幸中の幸いっていうのはこういうことを言うんやね。
これからも勉強も遊びも一生懸命に頑張ります。