夕方、子どもたちを後部座席のチャイルドシートに乗せ、車を走らせていると
「お母さん!ポンちゃんの手にトゲ刺さってるよ!」と、娘の声。
「え!?ポンちゃん痛くないの?」ビックリして尋ねましたが
「僕、じぇんじぇん痛くないよ~?」きょとんとしている息子。
スーパーの駐車場に車を止めて、息子の手の平を見ると
しっかり2本のトゲが刺さっています。これほんとに痛くないの???
いつからだろう?昨日は無かった気がするし....でも、今朝からはわからない...。
家に帰って、いざ毛抜きで抜こうとすると
「おおお~、これ痛しょうだねぇ~。」でも、痛いとは言わない息子。
「痛くはないの?」
「うん、痛くないよ♪」
結構深く刺さってますケド....。(゚_゚i)
1本目は毛抜きでどうにか抜けましたが、
2本目はかなり深く刺さっていてとれそうにありません。
こういう時は、待ち針でとるのが良いのですが、
針なんて持ちだしたら、いくらおっとり息子でも怖がるかな~?(-"-;A
「あ、そーだ、テレビ見よっか♪」と、さりげなくテレビをつけて気をそらし
「お母さんの方みないでね~。」と言いつつ、
こっそりと待ち針を火であぶります。(←消毒のためね)
ちょうどテレビでは『忍たま乱太郎』がやっていて、息子はゲラゲラ笑っています。
「お母さんの方見ちゃダメよ~♪動かないでね~♪」
口調はあくまでも軽く、でも手元は真剣です。
隣でテレビを見ている娘が、時折私の手元をチラ見しては
『ひえ~~~~~っ!!!』(((( ;°Д°))))
と、いう表情をしていますが
『しーっ!何も言うな!』と、こちらも目で合図。
無事に2本目のトゲも抜き終わりました。(;´▽`A``
ちょうどその時、忍たまが終わって我に返った息子。
「あっれー?トゲ抜けてる~!」
..............。( ̄□ ̄;)
本気で気が付いていなかったみたい。
「ポンちゃん本気で痛くなかったの~?もー!すっごい幸せな人だね~!」
なぜか娘までホッとして笑っています。
そうなんです。実は息子、赤ちゃんの頃からこんな感じの幸せな人。
娘なら「苦い苦い!!」と、さんざんぎゃーぎゃー言いながら飲む薬も
息子はけろっとした顔で飲んでしまいます。
どこかにぶつけても、かな~り時間が経ってから「痛い....。」と控えめな反応なので
「もしかしてポンは恐竜並みかもしれないぞ。」と、夫は心配する始末。
注:恐竜はその巨大さから、しっぽの先で怪我などしても
脳で痛みを認識するまでかなり時間がかかったと言われています。orz
なんだかんだと、からかわれる息子ですが、きっと幸せな体質なんです♪
それとも、小さな事では動じない、でっかい器の人なのかな?(笑)
どちらにしても羨ましい....と、思ってしまう私でした。