赤ちゃんとママの瞳の距離 | のんびりかあさんの日記

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娘(9歳)は喘息でアトピー。息子(6歳)は食物アレルギー。



家族みんなの健康のために

『なるだけ手作り』かあさんの日々です。

以前、ある小児科の先生から教えていただいた話です。

産まれたばかりの赤ちゃんはまだ目がよく見えていません。
遠くの物や、近すぎる物はぼんやりとしか見えないのだそうです。

ところが、ちゃんと見える距離があるのだそうです。
それは....。

母乳を飲ませるために胸に抱いた時の、赤ちゃんの瞳とママの瞳までの距離。

ただ、焦点が合うまでには少し時間がかかるので
母乳をあげる時、ゆっくり赤ちゃんの目を見つめて声をかけて下さい。というお話でした。
事情があって哺乳瓶で授乳するときも、なるだけなら胸の位置に抱いて、見つめ話しかけてくださいともおっしゃっていました。

このお話を聞いた時「体の仕組みってなんて理にかなって上手にできているんだろう!」とちょっと感動しました。

他の物はまだよく見えなくても、お乳をくれる母の瞳には焦点が合うなんて!

そういえば保育科の授業でも、しっかりと目と目を見つめあって愛情の確認をできる関係を築くのが生後7ヶ月までの大切な事。と習いました。
たくさんふれあい、見つめあって、愛着を育てていくと。

ずっと寝かせたままで、蛍光灯の明かりばかりを見つめて育った(赤ちゃんは明るい方をみようとします)
赤ちゃんが、蛍光灯をママだと思って、蛍光灯に笑いかけたり話しかけたりする悲しい話も習いました。
サイレントベビー(泣いて意思表示する事を諦めてしまった赤ちゃんです)の事例など胸が痛くなる話も....。

きちんと見つめあえる。
日々の暮らしの中で、つい見過ごしてしまいがちな小さな事ですが、その積み重ねが、子供とそして親にとっても、関係の基礎になっていくのだと思いました。

「愛してるよ。」「大好きだよ。」
と気持ちを込めて見つめる事。
それが大事なのは、赤ちゃんに限った事ではないですものね。

とは言うものの、あれこれバタバタしているうちに、そういう時間たっぷりとる事忘れがち.....。
時々、この話を思い出して反省してます。汗