小学5年生の頃、
行方不明になっていた20歳くらいの兄が帰ってきた。
兄はど変態で、
自分のモノを触らせたり、体を触ってきたりした。
会話もおかしくて、
「これ貸して」てお願いすると、
「おっぱいを触らせてくれたら」
という兄だった。
私はとても嫌で嫌で、
最初は(でも家族だから許そう)と思って、しばらくしたら普通に話すようにしたけど、
するとまた、触ってくるので、
もう絶対に許さないと、
冷たく接するようになった。
死ぬほど抵抗し、叫んでるけど、
兄は止めなくて、
触った後の捨て台詞で
「おっぱい大きくなったなあ」
と言ってきたりする。
特に寝込みを襲われるので、
しっかり眠れず、その頃から、金縛りにあうようになった。
ある時は部屋を変えてみたりすることもあったけど、
どこにいても襲われた。
他にも兄弟がいたけど、姉がいたけど、私の方が狙われているようだった。
着替えを除かれたり、
お風呂に入ってきたりして、
とても気持ちが悪かった。
私は、その頃から夢で襲われる夢を見るようになり、
修学旅行で「やめて!こっちくんな!」みたいな寝言を言っていたらしい。
最近になってようやく見なくなったけど、
本当、何年も何年も見続けていた。
早いうちからお母さんに相談するが、
お母さんは助けてくれなかった。
そのため私は態度が変わり、親に対しても冷たくするようになった。
家は貧乏で、おこずかいは貰えず、体操着も古く、手伝いも散々やってきた。
この家庭で我慢して生活してきているのに、なんで助けて欲しい時に助けてくれない親ってどうなんだ。
と思うようになった。
親は私が反抗期になったと思って、私に辛くあたるようになり、先生にも相談して、
先生はお母さんの話を丸鵜吞みにして、生徒の前で、「はなこは親に対して態度が悪いらしいな。」とからかう感じで楽しそうにしていて、
先生、大っ嫌いだった。
あるとき、作戦を練って、
家族がたくさんいるところで寝たら、襲われないかも、と思って、みんなが寝てるところで寝るようにしてみた。
すると、今度はお父さんに襲われるようになった。
ちょうど、お母さんはいなかった。
お母さんに、お父さんにも触られる話をしたが、お母さんは信じていなかった。
当時、長男家族と一緒に住んでいた。
長男嫁をお父さんは襲っていたが、
お母さんはそのことでいっぱいいっぱいで、自分のことしか考えられていなかった。
学校の女の先生に、少しだけ相談したことがあった。
すると、女の先生は、すぐに私が嫌っている担任の先生に話した。
私はそれがすごくショックで、誰にも頼れなくなった。
女の先生は「あなたが、よっぽど魅力的な体をしているのね。」と言った。
私は気持ち悪かった。
私は、そのことが、トラウマになったが為に、今人格がおかしくなったわけじゃない。
影響は確かにあったけど、
当時、担任の先生との関係があまり良くなかったから、進路をまともに相談できなかったこと。
私が、家には帰れなくなったこと、
一人で生きていかねばいけないと、その時強く思ったこと。
親は結局私を助けてはくれない存在だと思ったこと、
そういうのが、自分の人生に強く響いていて、そういう人生の選択をしてきた。
誰かは助けて欲しかった。
今の旦那に出会って、やっと、やっと、助けてもらったと思った。
それまでは、変わった人生の選択をして、「変わっている人だね」って散々言われてきた。
普通の家庭に産まれたかったよ。
普通にお金があって、友達と同じレベルの経験して、普通に友達としゃべって、普通に普通の高校に行って、普通の会社に勤めたり、
トラウマなんかなくて、
幸せに生きていきたかった。
ずっと後で、家族会議があって、そのことを家族で話し合ったけど、
味方がいなかった。
分からないふりをされた。
だから、私はお金をもらうことにした。
少しだけど。。。。
家族からお金をもらう行為は、いけないことなんだって。
話した友達が私の行為にびっくりして、「ひどい」って言ってた。
兄は、自分がしてきたことを別になんとも思ってなくて、
家族会議のときに「ああだから、今まではなこは俺に冷たかったのか」と言っていた。
今まで、私が冷たい理由が分からなかったらしい。
お母さんは、「お金はやるな。渡したら癖になるから」と言っていた。
私には「お父さんが触るみたいに、○○もはなこをかわいがって触ってたんじゃないのか」
て言ってて、ああお母さんには何度言っても分からないんだと思った。
私は「お父さんからも触られていたけどね」と返した。