12月ですね!
もうあっという間に
1年が駆け抜けようとする季節に感じられます。
今日は、今は当たり前になりつつ
「似合わせ」について。
大手ファッション企業のInstagramでも
骨格やパーソナルカラーに合わせた
服のコーディネートを見るのが
当たり前になってきましたね!
とっても便利ですよね♡
自分に似合うものがわかるって。
診断してもらい自分で似合う♡って思えた時、
「それすごく似合ってるね!」とまわりの人に言ってもらえたり。気持ちが前向きになったり、楽しむきっかけになったりと、ポジティブな面がもちろんあります♡
わたしも数年前に自分のパーソナルカラーを診断してもらってからファッションとメイクがとっても楽しくなったのを覚えてます♡
2019年パーソナルカラー診断受けて、
新たな自分を知れました♡
本当に素晴らしいメソッドだと思います♡
ただ、素晴らしいものも使い手次第で
ネガティブを助長したり、
本来の目的とは外れてしまっている、
もったいない使い方をしている
可能性があるな〜と思いました。(私です。笑)
先日、美容院に行ったとき
とりあえず、自分の顔の骨格に合わせた
似合わせヘアを調べました。
けど、どうもしっくりこない。
見れば見るほど、わからない。
かと言って、これという自分の希望もない。
調べてたときの体感って
本当に悪いんですよね。
心の奥がモヤ〜っと、ずどーんと重い感じ。
完全にヘアスタイル迷子の状態で美容院へ。
髪を伸ばしていきたい。
カラーは暗めという希望だけ伝え、
現在、担当してくれている美容師さんに
私👩🏻「○○に似合うヘア(卵形、丸顔、面長など)を見れば見るほど、髪型迷子になりました。」
と、伝えました。
美容師さんからの回答。
美容師さん💁♂️「見なくていいよ。似合わせヘアはネガティブを隠すっていうアプローチだから。」
目が点になるくらいびっくりしました。
情報として「○○に似合うヘア5選!」みたいな情報が溢れてるのに全然違うことを言われ、その理由を尋ねると、
美容師さん💁♂️「例えば、面長に似合うヘアを自分がオーダーしたときに
その根底には”面長を強調するじゃなくて隠したい”っていうことだからそこが隠れなくなったらまた隠したくなるってこと」
考えたこともなかったけど、
考えてみれば本当にそうなっていくな。
と感じました。
根底がネガティブや否定からくるものだと
自分に「無いもの」を求めても
一時は、手に入れたと思っていても
結局は、「無い」に行き着く。
髪型だけじゃなくて、思い当たることがある。
わたし数年前にパーソナルカラー診断を受けて
しばらく経って、「黒色」のものを一切選ばなくなってました。
理由は「黒は顔がきつく見えるから」と診断時に言われたことを「似合わない」と勝手にわたしが解釈したから。言われたわけじゃないのに。
自分の中で勝手に
「黒=不正解」という
設定にしてました。
2022年12月 インスタのストーリーズにて
ちょうど去年の今頃、
黒を選んでない自分に気づいた。
(どうして選ばないのかノートで自分に問うて自覚した)
似合うを基準にしなくてもいい。
好きなら選んでもいい。
似合うと好きをどっちかにしなくてもいい。
どっちも、その時々や場面で選んでいけばいい。
1年前の私が残してた言葉に
ありがとうって思う。笑
どんなに素晴らしいものも使い手次第で
自分の可能性を潰してしまうことを
身をもって感じました。(私です。笑 2回目)
正解、不正解を自分の内側でなく、
外側に置いているとき
もれなく自分が求めていることはズレていく。
そのズレがあのモヤァ〜と、重い体感の正体でした。それ違うよ。っていつも教えてくれてる。
答えは自分の中にあるってこういうこと。
ちなみに担当の美容師さんからのアドバイス。
美容師💁♂️「“自分の好きなパーツ(例えば目、眉毛とか)をもっと魅力的に見せてください”というオーダーだといいよね。」
これは美容師さんもお客さんも喜ぶ!
自分の好きなところを魅力的にするって
本来の目的だよね。
美容院へ行く、
新しい服やメイクを買うのはなぜか?という
本質的なことを改めて知れた。
技術も素晴らしいし、
お値段以上の本質的な話が聞ける美容師さんに
出会えた幸運に感謝しました😆
結局、「似合わせ」ばかりに
自分を寄せてる時って
自分の好きや感じてることを無視して、
外側を正解にしてる。
頭で良いか悪いかを判断してる。
だから正解が、わからない。
自分の中にある答えに
蓋をしている状態。
それはいつのまにか
私が好きなものは間違いです。
私が感じているものは不正解です。
この姿勢で突き進むから
どんどん自信を削ぎ落としていくように感じる。
正解はいつも自分の中に。
せっかく世に出ている
素晴らしいツールもメソッドも
自分をもっと魅力的に好きになるために
導ける使い手になろうと思った出来事でした。