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この世界の勉強記録

基本的なことが何も分かっていないので、勉強していく私的なブログです。間違いがあったら、ご指摘、ご指導ください。
この「勉強記録」は、日付に関係なく、「思いついた事」や「学んだ事」を付け足していきます。

「割合」が、ひらがなで「わりあい~だ」のような使われ方をする場合は、

「思ったより」「おおむね」「比較的」「だいたい」という意味。 「わりに」で言い換えられる。
  例えば、「わりあい天気がよくて」「わりあい軽くすんだ」など。

「割合」は、大きさの比較を表す。
  ● 全体に対する部分。
   ① 全体の中に占める大きさを、分数や、百分率「%」や、歩合「割分厘」などで表す。

     「構成比率」。
     使われ方の例 「生活費の中でレクレーションにかける割合を百分率で表すと」など。
  ● 2つ(または複数)の大きさの比較。
   ② 一方を基準(元にする量を1や10や100)とした もう一方の大きさ。

     「割合=比べられる量÷元にする量」
     2つ(または複数)の数量を比べて、「○倍」や、分数や、百分率「%」や、歩合「割分厘」などで表す。
      使われ方の例 「60mのビルの高さを元にした 20mのビルの高さの割合を 分数で表しなさい」など。
   ③ 各構成要素の大きさを「〇対〇」で比較。各構成要素を比較して示す。「比」と同じ意味。
     使われ方の例 「男女の割合は~」「2対3の割合で負担する」「縦と横の割合」など。

  「比」とは、2つの数「a」と「b」の大きさの関係を「a:b」で表したもの。基準との比較。
    例えば、2と3の比は「2:3」と表す。読み方は「2対3」。


小学5年の算数の教科書より
 元にする量を1として、比べられる量がいくつに当たるかを表した数を「割合」という。
 「比の値」と同じ意味。「比の値」という言葉は 使い道が無く、使われる所が無い。

  「比の値」とは、比「A:B」の、AをBで割った商「A/B」のこと。比の前項を後項で割った商のこと。
    比の後項を1としたとき、前項がどのくらいにあたるのかを表している。


小学5年の算数の教科書より
 元にする量を100としたときの「割合」の表し方を「百分率」という。


「比率」と「割合」は、ほぼ同じ意味。
 「比率」は「割合」より具体的な数字で示される場合に使われる。
   例えば、「男女の割合は女が少し多いようだが、正確な比率はまだ分からない」など。


「変化の割合」とは、「χが増える量に対して、Yがどれくらい増えるか」を表したもの。

 「変化の割合=Yの増加量÷χの増加量」。
   中学2年の数学の教科書より

    χの増加量を元にしたときのYの増加量の割合を「変化の割合」という。