五郎が遅れた訳

元妻 令子 (いしだあゆみ) が不倫相手の吉野 (伊丹十三) との再婚直前に急死した

令子の妹 雪子 (竹下景子) に連れられ、純 (吉岡秀隆) と螢 (中嶋朋子) は上京する。すぐ行くと言っていた五郎 (田中邦衛) は、結局、通夜に間に合わず、葬儀の朝になってやっと姿を見せたが元妻の不倫相手 吉野に気を使っているのか、殆ど一日中、台所にひっこんで料理を手伝い、葬儀が終わると、元妻の親族に、もう少し居るように頼まれても『ダメなんだ…』と言い、翌朝には北海道へ戻ってしまった。

残っていた元妻の親戚らがあれやこれやと勝手な想像で五郎を悪く言い出した…

それを黙って聞いていた清吉 (大滝秀治) だったが…

それは、違うんじゃないですか

深い事情は、ワシ知らんですよ
けど、それは違うんじゃないですか


五郎は、早く来たかったんです
純や蛍や雪ちゃんと一緒に飛んで来たかったんです。アイツがどうにも来れなかったのは


恥ずかしいがこの、
金なんですよ…

金がどうにもなかった


あの晩あいつ、ワシの所に金借りに来て
恥ずかしいが、ウチにも無くて

近所の親しい農家起こして
大人1人と子ども2人、千歳までの代と飛行機の切符やっと工面して


で、発たせたです


翌日、中畑っちゅう、アレの友達が

それ聞いてビックリして銀行に走って
でもあいつ、それ受け取るの渋って


だからね、
あいつ汽車で来たんですよ

一昼夜かかって汽車で来たんですよ


飛行機と汽車の値段の違い

わかりますか、あなた?

1万とちょっとでしょ、

けど、その1万とちょっと、ワシら、

稼ぐ苦しさ考えちゃうです


何日、土に這いつくばるかってね‥


おかしいですか、私の話


それとね、これも言えるんですよ

天災に対してね、諦めちゃうんです

何しろ自然が厳しいですからね
諦めちゃうことに慣れちゃってるです


例えば水害にあった時
今年の北海道、めちゃめちゃにやられましたよ
めちゃめちゃにやられて、もうダメだって言う時に、テレビ局来て、マイク差し出されると

ヘラヘラ笑ってるです


もうー、ダメだぁー、ちゅうて
ヘラヘラ笑ってるですよ

諦めちゃうです

神様のしたことにゃ、

そういう習慣が、ワシらにはついとるです

*−−−*


泣くうさぎ泣けた、ポロポロ泣いた

なんかもういろんな想いが込み上げてきてポロポロ泣いてしまった


倉本聰さんの作品って人間の感情がリアルだと思う。変なドラマのせいで、人が亡くなったらワーワー泣き、ご飯も食べられなくなり、落ち込み続けるみたいなのは、私は嘘っぱちだと思う。子どもたちが葬儀で泣かなかったのは強いんじゃない、泣けなかっただけなんよ


私も親友らが急死した時、頭では理解してる、でも心と感情がついてこないといか失くしたというか…めちゃくちゃ悲しくて眠らなくなるのに、お腹は減るの、罪悪感と恥ずかしさで消えたくなるけど、お腹が減るの。悲しみも人それぞれ違うんよ、下手なドラマの影響と勝手な想像でアレコレ決めつけるなー!って思った


おっと、もっといろいろ書きたいけど

夕飯の支度しなきゃなの。

ほいたらね👋←朝ドラの影響w