基本的には理由が無いままに納得出来る程、人間出来ちゃないです。
なぜなら、行動に理由が無いことなんてほとんどないから。

気の迷いだったり、思いつきだったり、
人間が起因する発端ってなんかしら理由があるものだと思うんです。
その理由の影を感じる限り、一次的側面から草々に納得してしまうのは、やっぱり相対する人として不躾だと思うから。

提示される理由の影ばかりを詮索しているわけじゃない。
もちろん、騙されることもあるし、自身、それっぽい理由をつなげた経験が無い訳でもないです。
でも、だからこそ言えるのかもしれないけれど、理由が無いってのは不自然を縁取る意外の何ものでもないんですよね。

不自然な理由を紐解く刑事ドラマが大抵の脚本に盛り込まれる様に、人間は不自然を巧みに使いこなせてはじめて、人を騙せるんだと思います。
残念なことに、僕ぁそこらへんが器用でないんだな。


であるからして、納得の在り方をちゃんと使い分けることも、当然理由の下にある。
その理由とその時必要なものを見ていると、とるべき行動も必然的に分かってくる。
勘違いや、憶測が放棄を呼び込む前に、まずは整理を・・・って、根っからのA型気質なんだわね。