mixiにはデフォルトでついていたけれど、「あしあと機能」について。

ま、ご存知の通り、アクセス履歴のお話なんですけど、途中で「あしあとを消す」なんて機能も付属して、その上で削除出来る回数制限まで設定して。
なんだかね。世の中と個人との境目に揺らいだ機能だと思ってたんです。

個人的には、あんなもんいらねーよって常々思うところなんですが、誰に見られてるを意識するのって、世の中に生活する上で至極当たり前のことなんですよね。
危機管理だとかプライベートだとか、確かにつながることの敷居の高さがものすごく低くなった時代だけど、基本的にデジタル上であれなんであれ、礼節の一環だとずっとはじめから思ってます。

誰に見られてイヤなことは書かなきゃいいし、逆に見られて困る様なことを人を目の前に言っちゃえるのかい?ってことなんだ。

はけ口だとか、普段でない自分の表現のだとか、くだらない。
使い方は個人よりけりかもしれないけれど、世の中との接点であることを前提に置かないままに、好き勝手言ってる方が間違いなくおかしい。

どう思われようが自己責任と覚悟した上で、いろんな表現を世の中に投じることだけ。
たったそれだけのことすら覚悟出来れば、あとは勝手です。


さすがにFBやTwitterはそういった機能を最初から付与していないところがグローバルな観点だと思うけれど、そうやって自由度をふくらませられるところを個人任せにしているところが、今の現代人が携えるべき「世の中に対する関わり方」を暗意しているような気がするね。

どこまで突っ込んで、どこまで狭めるかのさじ加減。
放棄した時点で、何も言えなくなる時代は、恐ろしいようで人の裁量を推し量るにもってこいの規格。。。とも言えそうだよね。
メディアの飽和状態が続くばかりだけど、そろそろどこかで見切りを付けて腰据えることも必要ななんじゃない?

還って、手紙も今の時代はかなり面白いぞ。