何気ない話がいつの間にか相談事になっている相手と言うのは、
貴重ですよね。
愚痴とは別に、無意識のうちに相互理解を求めようとする相手が近くにいるのは、
それはもう貴重なことだと思うんです。

僕自身、ここに来てからは相談を相談として聞くことは多いけれど、
何気ない話が流れて、結果、相談事になっていることは大分なくなりました。
それ以上に、僕がそうする相手がほとんどいなくなったというのが正しいのかもしれない。

歳をへてだとか、そういった要因でなく、
ただ、そういった「対話」をする相手が、少し前に比べて格段に減った様に思います。

こればかりは相性ってやつなんでしょうかね。
求めて手に入れられるものではないことは重々承知していたし、
それでも見つけてきた経験があるからと少し大きく構えていたんですが、
そうカンタンには見つからないものということを、最近改めて認識しています。

ま、どこにいてもまったくのゼロってことはないんですけどね。
それでも、対話出来る相手に囲まれていると、なにかと便利で
なにかとスムーズなものは多くあるんです。


「近くなくとも、上手く出会いたい。」
そのためにも、もう少し行動範囲を広げていかないとね。