例えば某国の国民が貧困に喘ぎ、文化的にも遅れているそれは、
その国が外来のものを拒み、その棟梁となる人間の立場、権威を保障するものに限り、
受容するとする姿勢をとっているから。
正に国家運営が私利私欲のためにしか判断されないがために起こりうる国民への弊害は、
ではどうすれば内部から阻止出来るものなのか。

様々なルートをたどり、ごく一部の人間にしか知ることの出来ない外来の情報を糧に、
いつかくるであろう反旗のチャンスを待つ?

その環境下、せめてもの優遇を手にするため、
虐げられる人々を尻目に、棟梁の側近を目指す?

そのどちらでもなく、
とりあえずは諦めるその理由を自己正当化しておく?


とまぁ、とんだたとえ話を引き合いに出してはいるんですが、
ここまで書けば、何をいわんやは分かる人には分かると思います。

組織というのは、そこに属する人間の意識次第で、
次にとれる行動は変わるんですよね。

どうすればいいか。どう変えていけるか。
人よりも何よりも、自分を信じないままにものが変わるのを待つなんて、
組織においては他力本願それ以下だと思うんです。

政治に置ける一票の重さの認識が真っ当な人間ならば、
普通の判断で、尚かつ普通に行動出来るはずなんです。

変化を求めるならば、変化してしまった方がいい。
うるさいくらいに表現していった方がいい。

この短い人生をどれだけ効率的に生きられるかは、
その行動力にあると思うんですよね。