韓国には大会前から囁かれていたニンジン作戦こと「ベスト4進出で兵役免除」の恩赦。


日本のマスコミがこぞって韓国戦の強さの分析の中核に掲げているんだけど、その分析は韓国に対してあまりに失礼。つーかすげぇダサい。


韓国チームは申し分なく強かったし、勢いがあった。国のそういった恩赦を提示されたからといって、すべては競技上の掟にのっとった枠内の闘い。


楔の無い日本は、『スポーツ』としてそれに勝利するべき話で、まかりとおしてはいけない前例。そこに負けた上、理由が「背景」にこうあるから~なんてのはただの負け惜しみにすぎない。




率直に『スポーツ』に照らし合わせても強かったと思うしね。日本がWBCを『スポーツ』とするなら、負けは負けで素直に認めるべきだと思う。




メキシコ戦で条件が奇跡的に揃い、3度目の試合に漕ぎついたけど、勝敗どうあれ、このWBCでは韓国には”負けた”と言わざるを得ない。彼らは既に目的を達成しているのだから。日本は達成させてしまったのだから。


なにより、取り違えることの無いマスコミって絶対必要だと思います。