http://www.intel.co.jp/jp/personal/campaign/?iid=jpHPAGE+up_feat_05ww26 &


最近TVで頻繁にみかけるIntelのCM。深津絵里がメインに据えられたコミカルなCMなのだけど、企業的印象がものすごく堕ちた感があるね。。。

伝説のブルーマンのCMや、記憶に新しいものでいえば「サボテンのCM」があったりしたのだけれども、常にアイデア性に溢れていて、センスある表現が好印象を植えつけていた。ご存知、世界規模のとても大きな会社で、昨今の事業の好調ぶりはCMだけでなく、方々からも謳われる、そんな企業のそんなCM。


今まではアイデアやヒラメキの内容に傾倒することで今まで計り知れない企業イメーシを創出し得たものであったのに、既存価値が出来上がってしまっているイチ女優の起用により、企業規模がそれ相応に感じてしまえる。海の水をコップに入れてしまうような愚策で、企業のBrandingの観点からは再生不可能な大損失と言える。

いくらDomestic向けの広告とはいえ、同規模のMicrosoftやappleが打ち出すセンス、そして過去のintelのスタンスに比べると、迷走気味に捉えられるね。例えばあれが深津絵里ではなく。。。と、置き換えて考えてみても、必ずしもその人でなくてはいけない内容ではないし、選択肢も数多。その人足る理由はまったくもって見当たらない。

もちろん、このCMがWorldwideに打ち出される、もしくは世界的な連動広告の類なら話は別ですが。。。

もったいないね。