「続きはwebで」

最もオーソドックスな例がこれ。要するにメディア間を連動させることによって効果を挙げようとする流行りの手法。最近のCMなんかで競う様に打たれる文句だけど、ホントやっつけ仕事みたいな感がひしと伝わります。

上の例で言えば、枠内で伝えきれないことをweb上の資料を読ませることによって効果を生もうとしているわけだけど、その枠内で伝えようとしていない前提が妙に脱力感を生み出しているように感じる。

アイデアを凝縮・駆使してその目的とされる印象を植え付ける、それに終始すべきがCMであったはず。そちら側からすれば”古き概念”と捉えられるのかもしれないけど、注力すべきそれこそがそのものの、背景の印象を培ってきていたものであることには間違いないように思う。

さらに、受け手側のメディア浸透率に目をやっていないこと。いつからTV程にwebが既成概念上のものとなっているのか。時代が置いてくよ?って言ってる感が非常に印象よくないし、人を捉えきらない時代が浸透する話は未だ耳にした事が無い。

新しいことをどんどん推進するのはいいけれど、面白さが付随してこそなんだろうなぁ。。。とつくづく思います。