-1時間前-



「ハァッ...ハァッ...着い...た...」


「うん...でも...遅刻だぁ...」



10:02



「サボろ!!」



大声を出していったのは桃.



「だねえ!!始業式めんどくさいもん...!!」



結構めんどくさがりのあたし.
意外と不良っ子なのかもしれない...



「...はぁ...全くあんた達はぁ...
 まぁ,遅刻よりも休みにしといたほうがいいかも...」


「お!のったねぇ花蓮ちゃ-ん!!
 んじゃ,何処行く?おけ?それと・」


「柴山!一茶!村田!!!!!!お前ら遅刻だぞ!
 早く教室に来い!!」



窓から
でかい声が聞こえる.



「...あああ!!見られた!
 糞ハゲがぁ!あたしの名前だけ
 でかい声出してんじゃね-よ!!」


「も...桃ちゃん...」


「あ-あ.ばれたわ.こりゃも-駄目だわ.
 めんどくさい事になるわねぇ...
 藍紅,桃.いくよ.」


『はあい...』



...これから
地獄な時間が
始まろうとしている―



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ゲシッ.



「痛ぁああ!!」



背中に痛み.
どうやら
蹴られた用だ.



「...ったく...藍紅も桃も...
 こんくらいも走れないの-...??」


『だってええ...』



2人が声をそろえて言う.

なぜこのようになったかというと―



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「ハァッハァッた...助けてぇえ...」


「駄目ッ...あたし...もう駄目だぁ...
ごめんね...藍紅,花蓮...あっ.」



ドスッ.



桃の体が沈む.



「桃ちゃぁあああん...駄目だよぉ...
あたしももうすぐ行くから....待っててね...」


「...ッ...来ちゃ駄目よ...!藍紅は...生きて...
 頑張りな!!」


「桃ちゃぁあああん...でも...
 あたしも限界みたい...」



ドスッ.



藍紅の体も沈んだ.


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