U-24世代に伝えたい、変化の時代を生き抜くメッセージ

U-24世代に伝えたい、変化の時代を生き抜くメッセージ

新型コロナを筆頭にこれから変化の時代に入っていく中で、
これから未来を切り拓くU-24世代の人たちが
特に気を付けることや重要なメッセージを発信していきます。

親御さん/先輩/上司などU-24世代と関わることが多い人にも
有益になると思います。

こんにちは。

 

ちょっと本題とはズレるかもしれませんが、珍しく政治について書こうと思います。

基本的に政治の話は各々が持つ正義感と正義感のぶつかり合いになり、

論争の元になるので個人的にはあまり取り上げにくいテーマにはなるのですが・・・。

 

今回の参院選について、自分も選挙権がある身として事前に様々な動画媒体で勉強をした上で投票を行いました。

 

そうして、学んでいる中である1本の動画に出会い、その動画を見て数日経過した時にふと思いついたことがあったので・・・

Chat GPTに「こんなこと考えたんだけどどう思う?」みたいな感じで相談したら、

 

「これはブログなどの媒体で書いた方がいいです!」

と、アドバイスがありました。

 

・・・ただ、政治の話は現在別で動かしているnote(栄養学とメンタルヘルス)では明らかテーマが違いすぎるため、

どこで発信するか考えた時に強いていうならここかな・・・と、思い久しぶりに番外編として投稿することにしました。

 

と、いうわけで早速本題に入っていきたいと思います。

 

①出会ったのはこの動画

まず、自分が色々見ていた中で出会った動画がこちらです。

 

 

こちらは実際に高齢者の方にインタビューをされている動画になるのですが・・・

衝撃的というか、まぁ予想通りというか、、、

全ての高齢者がそうではないにしろ思考サイクルとして、

「習慣的に」「かわいそうだから」「友達に頼まれたから」

と、選挙の1票の重みや意味を深く理解をしていないと感じざるを得ない反応の連続。

 

別にこれが良い/悪いではないし、ここでは別に自公が悪いとか、どこどこの政党には入れるなとか、、、

そういった話はあえてしません。

それは個人個人の主観になるので。

 

ただ、自分はこれを見た後で何を思ったかというと、時代に合わせて選挙権のあり方は見直した方がいいのでは?と感じました。

 

②時代は変わっている(若者編)

まず、本件について考える上で大事なことが「立ち位置」の把握だと考えています。

何事も自分が今どこに、どういった状況でここにいるのか?を把握することで、目的地に辿り着くにはどうすればいいのか?が明確になるわけです。

 

で、今回の「立ち位置」は何かというと、、、

この令和という時代がどういった時代なのか??ということになると言えます。

 

例えば、私が初めて選挙権を持った時は2000年前半の平成。

当時はまだSNSはmixiくらいでしたし、YouTubeも出始めたくらいでまだニコニコ動画が全盛を見せていた時でした。

その時代では「個人が何かを映像で発信する」といった今現在の当たり前は片鱗を見せていたくらいで、とても一般的ではなかったのです。

 

なので、当時の私は家にある日経新聞の各候補者や政党のマニフェストなどを細かく読んで、

調べて理解して・・・全て終わるのに丸一日かかっていました。

 

とにかく専門的な勉強をしていないと政治用語などなかなか理解が難しいところが多いのです。

なので、当時の選挙権を手に入れた若者は「なんか難しいし、選挙ってめんどくさいからいいや。」と、いうのが今より大多数を占めていた。

=若者に選挙の重みは分からない

と、いうイメージを作ってしまった一因であると思います。

 

当時はとにかく情報が少なく、かつ学ぶ上でも難しいと感じることが多い狭間の時代であり致し方ないと考えています。

 

ですが、今はどうでしょうか?

 

YouTubeやインスタグラムを始めとしたSNSで個人個人が発信をして、その内容も初心者の方が見ても理解しやすいものが溢れるように出ている。

分からないことがあれば、AIに聞けばどこまでも分かりやすくスピーディに回答してくれる。

 

そう、今と昔では「若者の理解度」が雲泥の差なんです。

実際、私より年下のそれこそ学生前後くらいの方の発信も見かけることがありますが、

正直いって「自分より詳しいなぁ・・・。」と、

恥ずかしながら感じてしまうことだってあります。

 

まず、伝えたいことは今と昔では若者は違うわけです。

 

③時代は変わっている(高齢者編)

次に高齢者について考えていきましょう。

 

日本は高齢者社会で、平均寿命は年々増加傾向であり「人生100年時代」という言葉が現実味を帯びてきました。

その結果、介護施設や病院では人手不足が問題となり、高齢者を数少ない若者で支えるという構図が完全に出来上がっています。

 

さて、例えば日常生活を自分一人で行うことが出来ない高齢者の方が最新のAIやSNSを新たに覚えて活用することが出来るのでしょうか?

全員が全員できないとは言えませんが、ほぼ多数の方が出来ないと思われます。

 

実際にわかりやすいのが運転免許の返納制度です。

高齢化社会になったことで、交通事故起因の年代別では高齢者が若者より多くなっているというのは皆さんご存知のことかと思います。

その結果、各地方では運転免許を返納したら公共バスで割引が受けれるようになったり、運転免許返納を促す働きがあるわけです。

 

これは差別ではありません。区別です。

子供にお酒を飲ませないのは差別ではなく、体が成長していないから区別をするわけです。

 

そして、大事なことは「選択の自由」を残すことです。

運転免許の返納も「義務」ではないです。

あくまで「任意」「推奨」となります。

 

今回感じたことは高齢者の選挙権についても「選択の自由」を設けるべきでは?と、感じたのです。

 

④選挙権の権利継承案

これまでの話をまとめると・・・

 

若者:情報化社会により、昔より知識/情報を得ていて理解度が高い

高齢者:高齢化社会により、どうしても自己の判断で思考や行動をするのが難しい点がある

 

そこで、私が考えたことは、選挙権を高齢者から若者に希望があれば一時的に継承する選択を与えるという案です。

 

簡単にまとめると・・・

・仮で65歳以上の高齢者は希望があれば16歳以上の選挙権を持たない若者に自身の選挙権を継承することができる

⇨具体的な年齢を何歳にするかは別途競技が必要

・継承する際、選挙権を持つ成人2名の承認を必要とし、高齢者と若者の関係性が継承するに妥当なものであることを証明する

⇨新縁関係など、妥当であると判断されるものとし、悪用を減らすために承認者を設ける

・権利継承は選挙の都度行うものとする

⇨永久継承は相手の権利を奪うものになるため除外

 

これを行うことで、

⚫︎若者のメリット

・早いタイミングから選挙が自分ごとになる

・実際に選挙に参加することで社会に関する勉強となる

・自身が自分の未来について考えるキッカケとなる

⚫︎高齢者のメリット

・義務感から解放される

・選択を自ら行うことが出来る

 

また、票の世代格差への最初のアプローチにも繋がる。

 

もちろんデメリットとしては・・・

・組織票と結びつく可能性は残る

・一人一票の原則からは外れるため、形式論者から批判される可能性あり

・高齢者の認知力低下に便乗して、不正委任が起こる可能性もある

と、考えています。

 

ですが、これらのデメリットは現時点でも出ている問題であり、

施工する上で悪化になる可能性はないのでは?と考えています。

 

 

時代は変化しています。

過去の常識が通じないことが多々起きている中で、今回の選挙をきっかけに「令和の民主主義」について

今一度考えることが大事なのかなと感じました。

 

このブログを読まれた方、もしご意見やご感想あれば是非コメント欄からお願いします。

その内容が正しいか正しくないかは別として、こういった問題提起から私自身含め個人個人が自分ごととして

何をするとこれからの未来が良くなる可能性があるのか?を考えることは大事なことだと考えています。

 

では!!