私には夢があった。
確かにあった。
若い頃はなんでもできたが、しなかった。
なんでもできるのに、気づかなかったのだ。
あの頃描いて必死に追いかけていた夢は
今は全くもって身にもなっていないし興味もない。
しかしその夢のために私はお金と時間をかけた。
それしか見ていなかったから、他の可能性を捨てたのだ。
気付いたのは28歳、結婚して子供が産まれた今だ。
子供が産まれると、本当に自分の夢など何も叶えれる時間もない。
これも言い訳かもしれない。過去自分が言っていたように。
だがあの頃と違う。
若ければこんな田舎を飛び出しどこへも行けたし、後先考えずになににでも手を出せた。
だが今は私だけのものではないのだ。
私の人生は私だけのものではなくなってしまった。
悔しい。
今の若者はそれを教えてくれる人がたくさんいて羨ましい。