
入院3ヶ月が過ぎました。
胃ろうの手術をしたものの
熱が出たり、体調が悪く
胃に栄養を送る事が出来ません。
点滴だけでは
栄養がまかなえず
手足がどんどんむくんでいます。
そんな時に
老人ホームから連絡がありました。
3ヶ月間の入所がなければ
退所しなければ行けないと
お義母さんの預かっている
お部屋の荷物を
引き取りに来て下さい。
涙が出ました。
『お義母さん、まだ生きてるし・・・
もう少し待ってくれてもいいやん』
2年前
老人ホームの入所の手続をした時も
お義母さんを乳母捨て山に送るような
申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが
今度は退所の手続きと
荷物の引き取りで
老人ホームに行った時は
悲しいとか
辛いとか
後悔とか
なんと言葉に表現をすれば
良いのか
早く書類に押印して
荷物を車に運び
その場を早く去りたいと言う
気持ちでいっぱいでした。
日曜日だったので
お義母さんのお世話を
して頂いた職員の方にも
お礼の言葉も伝える事が出来ませんでした。
旦那さんがポツリと言いました。
『今日は母の日やのに』
『もっともっと親孝行したかったのに』
車の窓から
車椅子を押している
家族が見えました。
母の日に
家族皆でお食事に行くのでしょうか?
当たり前ですが
親孝行したい時に
親孝行はできませんね。
お義母さんが
元気だったら
今日の母の日は
大好きな手巻き寿司と
焼き肉を焼いて
ビールを酔うほど飲んで
思いっきり笑いたいです。
『笑う』って言う事が
本当の幸せなんですね。
お義母さん
いつも色々な事を教えて頂きまして
ありがとうございます。
寝たきりで
本当に辛いと思いますが
1日でも長く生きて下さい。
それは私達のエゴとわかっています。
お義母さん
もう少し時間を下さい。