うざかい death!!

 

 

 

 

 

頭文字D でございます。

 

車好きの人はご存知かと思います。

 

 

今日の うざかいのお話は この 頭文字Dで登場する車が 戦闘機に置き換わっただけ

 

リアルにあったお話を ちょっと つらつらと書いてみます。

 

 

 

頭文字Dの魅力というのは

 

古いスポーツカーを操る主人公が 最新のチューニングマシンを 技量で圧倒するというストーリーで

 

なんといいますか

 

柔よく剛を制す 

 

的な要素   ではないでしょうか?

 

 

まさにこのテイストそのまんま。 走り屋のチーム間の戦いではなく 国家間で実際にあった話なんであります。

 

 

これは 日本とアメリカ間であった実際にあった話です。

 

 

 

日本 航空自衛隊とアメリカ空軍の

 

戦闘機による模擬戦闘訓練

 

 

でのお話。

 

 

 

日米の空戦能力向上を目的とした訓練を行うのですが、それぞれの国が運用している戦闘機を使用します。

 

 

 

 

 

この話は 少し昔の話なので 登場するマシン(戦闘機)は 懐かしい機体が登場しますよ。

 

 

 

 

アメリカ側は当時最新鋭戦闘機であり2018年現在も世界の第一線で活躍する戦闘機である

 F-15 イーグルを使用。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方航空自衛隊側は

 

 

 

そのF-15よりも かーなり旧式 2世代古い

アメリカ製 F-104 スターファイターという戦闘機を使用。

 

双方、2機のチームを組んで模擬戦闘を行います。

 

 

 

 

 

見た感じも 全然違いますな。。。。。

アメリカ空軍のF-15のハイテク感は 形だけでも伝わってきますねw

 

 

 

 

 

 

 

 

自衛隊チームは

2世代古いこの旧式機F-104を操り アメリカが誇る最新鋭機 F-15イーグルと空中戦を行いました。

 

 

 

 

 

 

iPhoneでも 2世代変わると 全然機能面に差が出るのは私たちの日常でも感じると思いますがこれは戦闘機の話。

軍事テクノロジーにおいて2世代の隔たりがあると そりゃー とんでもない差が生まれるわけですよ。

 

パワー、スピード、機動力、アビオニクス 全てにおいてF-15が格段に優れています。

 

 

 

 

 

 

 

しかし 2世代古い戦闘機しか持っていない自衛隊チームは

最新のF-15に打ち勝つ秘策を練っていたのであります。

 

 

 

それは、、、、、、

 

 

 

 

 

 

最新鋭機を操る側の心理的盲点を突く

 

 

 

 

 

これに尽きると思います。

 

 

 

 

 

 

詳しく書きますと 

 

 

 

 

●F-104の機体が F-15より小さい という特性を活かす。

●アメリカパイロットは圧倒的に性能が向上したF-15のレーダーを信じ切っている

 

 

 

この 東洋の神秘的な~    ベスト・キッド的のミヤジさん的な~

 

 

 

 

筋骨隆々パワー崇拝主義 剛のアメリカに対して

敵の虚をつく 柔の日本 の構図ですね~

 

 

 

 

 

頭文字D で言うところの

 

vs

 

 

最新バッキバキチューニングマシンの FD が F-15イーグル

世代が古い ポンコツ 86 が F-104スターファイター

 

という関係性。

 

 

 

しかも 

FD操る側 → スペック至上主義

 

86操る側 →  マシンを操る 人こそ至上 主義

 

 

 

てな具合で 見事に内容もシンクロしております。

 

 

 

模擬空戦では

 

 

 

作戦通りに 自衛隊チームは機体の小さいF104の特性を利用します。

 

行った行動としては

2機のF-104は激激に超接近の編隊飛行させて、本当は2機飛んでるのに

レーダーで見ると まるで1機が迫っているように見せかけたり。。。。

 

ある程度の間合いで F-104側のレーダーをOFF

F15の死角から迫り、レーダーを突如ONさせたり。。。。。

 

有視界戦闘(目で見える距離)になると 小さいF-104は 非常に見にくく

間合いが近いと有利になってきます。

 

 

そういう技量を駆使。 

1機を囮にして 一気にアメリカ空軍 F-15を撃墜判定に持ち込みました。

 

 

圧倒的に性能向上したF-15のスペックを信じ切っていたアメリカ空軍パイロット

F-15のレーダーは絶対であると信じていた部分に心理的盲点が働いていたのは間違いありません。

自衛隊チームは レーダーの特性を十分熟知し、F-104の世代的圧倒的不利な状況を見事に消し去り

模擬空戦で見事に罠に嵌めてしまったのです。

 

 

 

F-15を操縦していたアメリカパイロットは相当な精神的にショックを受けていたらしいです。。。。

 

 

OTL     OTL   OTL     OTL

 

 

 

 

 

その後。。。。。

 

 

今度はF-15に乗る自衛隊チームに

アメリカは 更なる最新鋭戦闘機 機動力に優れた

F-16 ファイティングファルコンを持ち込み再戦。

 

 

しかし 自衛隊チームは これも見事に返り討ちwww

 

 

 

 

 

自衛隊チームと表記しておりましたが

 

この戦術を練りに練って 勝ちをもぎ取ったパイロットとは

 

飛行機好きの世界では有名人であります

 

 

 

ロック岩崎氏 (岩崎 貴弘さん)

 

 

ロック岩崎(ロックいわさき、1951年11月28日 - 2005年4月21日)は、元航空自衛官エアショーパイロットである。本名は岩崎 貴弘(いわさき たかひろ)。群馬県勢多郡赤城村(現:渋川市)出身[1]曲技飛行の第一人者として知られた

2005年4月21日午前11時20分頃、但馬空港にて飛行訓練中に乗機が滑走路脇の草地へ墜落。全身を強く打ち、豊岡市内の病院へ運ばれたが1時間半後に死去した。53歳没[1]

wikiより抜粋

 

 

 

 

モンスターなのは 車じゃなく ドライバーなのか!?

                       頭文字D 高橋涼介 名言より

 

 

 

操る人間の技量次第では 2世代という隔たりを埋めてしまう 

ロマン要素あふれる 実話でございました♪

 

 

 

ロック岩崎さん 生きてて欲しかったな。。。。。