週末、東京に行って来ました。
朝に関空からスターフライヤーにのって、羽田へ。
今回の目的は、やっぱり演劇です。
「TAKE OFF~ライト3兄弟」KKP#5 をみました。
あらすじとしては、自転車で自分探しの旅に出ている青年あびるが、ふと寄ったビルの屋上で飛行機の引退を見に来た飛行機おたくの篠田と同じく飛行機の模型を作ろうと採寸しに来た大工の織部と出会う。ひょんなことからライト兄弟の飛行機を作って飛ぼうという話になる。
さて、私のお気に入りにやり取りをば文章に起こしてみました。
篠田さん「「あびる氏,あびる氏、あびる氏‥‥‥ いま、ぼくから情報不足ガスが漏れたよね?君、3ブラザーのなかで一番年下なんだからその辺、‥‥感知していこっか?」
あびるくん「ああ、すみません。いますよね、人に相槌を打ってもらえないとはんせないひとって。。。」
篠田さん「ああ、不愉快。不愉快。ってそこを拾うんじゃなくって。いま、ぼくから情報不足ガスが漏れたよね?
君、3ブラザーのなかで一番年下なんだからその辺、‥‥感知していこっか?」」
あびるくん「篠田さんだって僕のお察しくださいオーラに気づかなかったくせに。」
篠田さん「なに?」
あびるくん「いえ別に、で‥‥‥何部だったんですか」
篠田さん「愚問! 飛行機研究会に決まってるだろ!」
あびるくん「なんですか、自分で聞けって言っておいて~~」
篠田さん「はははー、あまいなー、おぬし」って、メガネをくいっとあげてみたり‥‥‥
篠田さん「顧問の先生がかわった人だったなー‥‥うーん、
‥‥‥やー、ヘンな人だった‥‥うーん‥‥‥ うーん‥‥‥‥」
あびるくん「‥‥どんな人だったんですか」
篠田さん「やればできるじゃないか」
あびるくん「めんどくさいなー、もーー」
顧問の先生のお話‥‥世界地図に航空路線を描いて、ダーツをその地図に投げてそこに行くまでの一番遠い路線を探す。例えば、ここに行くためにはなんKYくにまわっていけるんだとか、こんな小さな島にも寄れるんだとか・・・
篠田さん「『価値のある遠回りはどんどんしなさい』‥‥だって」
篠田さん「あんた、‥‥どうしてそんなにやさしいんだ? 普通、許せないだろ、こんなこと‥‥」
織部さん「おれが誰かを許さねえと、おれは誰かに許してもらえねえんだ‥‥」
篠田さん「君、明日からどうするんだ?」
あびるくん「どうしましょうかね‥‥ まあ、飛んでから考えます」
篠田さん「やりたいこと、みつかるといいな」
あびるくん「そうですね‥‥まあ、なんとかなるでしょう」
篠田さん「かわった人だ‥‥ やりたいことがないとか言いながら、今のきみはちっとも不安そうじゃない」
あびるくん「不安でしたよ。でも、そういうの、やめました。 やりたいことって、実は探さなくとも、ばんばん出会ってるんじゃないかと思ったんです。 不安にまかせてビビってると、せっかく出会ったものを見逃すのは、もったいないでしょ」
なんか、千秋楽ってこともあり、小林氏の「いいたいことは全部台本に書いた」ってことと、メッセージの言葉(http://www.rahmens.net/top.html )で感極まりました。
次は、自分たちが飛ばなくちゃ。
『幕があがり、幕がおりる。生死も投企も、すべて幕のかなたの出来事であり、観客はそれを「複製」して日常的現実に持ち帰ってゆくという発想は、劇場の中に座っている数時間を、人生そのものとしてではなく、人生の予備の時としてしか見ていないということになるのだ。
だが、劇は代理現実ではなくて現実そのものであり、観客はそれを観察するのではなく体験するのだ。』
By寺山修司
その言葉を引用させていただきます。
体験したんだから、飛べるはずってね。