独りは独りだから寂しいんじゃない

誰かと一緒にいたことの記憶があるから
一緒にいる幸せを知ったから

独りは寂しい

会いたい人がいる
触れたい人がいる

けどその人には触れることも会うこともできない
その人はほかの誰かと幸せそうに笑いあいながら歩いている

そんなことを思うと

余計に寂しさが込み上げて

余計に切なくて

余計に悲しくて

無理だとわかっているのに
あの人に会いたいって思ってしまう

もう無理なのに