なんだか憂うつ。


毎日を健常者のフリをして生きているけれど
ふと出てくる、普通じゃない自分。


健常者な彼女には到底理解されないであろう。
分かっているのに、理解されたいと思ってしまう。
理解されないことに悲しくなる。


毎日薬を飲んで
なんとか仕事へ行って
それがとても大変。
他に回す気力なんてなく、空っぽ。


別に明日が来ることなんて望んでない。
できるならば死にたい。
当たり前に明日を見てる彼女が羨ましい。


もういいやん
そう言ってくる自分が居て
見えないフリ、聞こえないフリをして
普通を装う。


悲しい
分かって欲しい

久しぶりにこの日記を読み返していた。




あの頃
がむしゃらに勉強をして
「好き」だと声枯らして
必死に“今“を生きていた。


2010年に出会って
ずっとずっと想って
途中寄り道をして

2018年に最愛の人へ最期の手紙を渡した。
唯一の連絡先を消去して、新しい未来へ。



今、私は幸せだと思う。
ねえ、あなたは幸せですか?

本当は、あなたにとって私はどんな存在でしたか?
あなたがくれた言葉を思い出し、
こんなに人を愛するのはあなたが最初で最後だろうと思う。

良くも悪くも、
あなたを超える人は居ないよ、りょーくん。



一緒に迎える朝。
抱き締めてくれる少し太い腕。
ちょっと濃い味付けのご飯。
「馬鹿やなあ」って私を愛おしむように言って。
「できるやろ」って簡単に励まして。
あなたの言葉だけが私にとって肯定だった。



少しずつ、少しずつね
忘れていくんだ。
忘れたくないのに。
せめて、想い出ぐらい私に遺して欲しいのに。

あなたの声を忘れそうで
怖い。




なんだか、希薄な人間になってしまった。

あんなに誇らしく思っていたPSWも、
今ではただの日常。

あんなに、したいことあったのに。
今ではこなすだけの作業へと。



つまらない