バリ島と私 ~初めてバリを訪れた日~
到着翌日から始まったワーク。
ワークの参加者は、日本人が10名(通訳含む)、インドネシア人10~15名くらい、欧米人20名くらいだったかな?
日本人の私たちには日本語の通訳さん、インドネシア人にはインドネシア語の通訳さんがいて、ワーク中は英語・インドネシア語・日本語が飛び交っていました。
だいたい朝7時くらいから始まって、ヨガ→朝食→ダンスワークやマッサージワーク→昼食・休憩→マッサージワークという感じ。
エレンのワークの特徴として、必ずヨガやチャンティング、瞑想、ダンスワークなどがあります。
エサレンマッサージは、その人のすべてがセッションで表現される
セラピストは、自分が癒されたところまでしかクライアント様を癒すことが出来ない
そんなことを、ワーク中に繰り返し伝えられました。
だから、まずは自分が解放されて癒される。
そこからエレンのワークは始まります。
エサレンマッサージのワークは、エレンが中心となり、数名の先生がヨガやマッサージを受けもち、教えてくれました。
今思えば、たくさんのことを教えてもらってたんですよね。
ヨガにチャンティングに瞑想、解剖学、クラニオ、アロマ(フェイシャル)、ダンスワーク、エネルギーワーク・・・
おや?
どれか身についたのか?
殆ど活かしきれてないぞ
瞑想が苦手な私ですが、エレンのワークでやる瞑想は唯一気持ち良く出来るんです
解剖学が難しかったなぁ……。
あとクラニオも。
アロマ(フェイシャル)のクラスの時は、気持ちが落ちている時でやる気がなく、あまり覚えていない
最初の数日はダンスワークを中心にやって、その後、本格的にマッサージのワークが始まりました。
待ちに待ったマッサージのワークでしたが、この辺で少し疲れが出たのか、初マッサージのワーク後にめまいと胃痛になりました(´_`。)
ちょっと心と体のバランスが崩れた感じでしたね。
今よりもっともっとガチガチだったので、頭で考えすぎてパンパンになっていたんでしょうね……。
このパンパンでガチガチだった私を解かしていってくれたのは、インドネシア人との交流でした。
無邪気で純粋な彼らたちに、ほんとーっに癒されました。
あ、この話はまた後ほど
本格的にマッサージのワークが始まり、マッサージの心得や色んな手技も学び、ひとつひとつ出来ていくことが増え、毎日楽しくワークに参加しました
ペアでマッサージの練習をする時間もあったのですが、英語が喋れない私は、日本人以外とペアになるのがひとつの試練でしたね
「通訳が入るから出来るだけ色んな人とペアになって」
そう言われて、最初はせっかくやから!と、積極的に外国人とペアを組みました。
でも、通訳さんがずっと側にいてくれるわけじゃないし、とっさの意思の疎通が難しくて、練習の手が止まるし……。
結局、日本人同士の方が意思の疎通も出来るし、練習がはかどるね!ということで、後半は日本人同士でペアになることが多かったです。
しんちゃんとも、2回くらいペアになって練習しました。
結構ね、強引なんです(笑)
1回目、「はい、私たちペアなるね」と有無を言わさずペアになり、2回目も同じようにきて、「え?また?前もやったやん」と言うと、「はい、だいじょーぶー」と。
何がだいじょーぶー??(笑)
私、色んな人とペアになって練習したいけど……と思ったものの、さっさとシーツを準備して「はい、どーぞー」と満面の笑みで言われるので断れませんでした
でも、しんちゃんとペアになったら、言葉が何となく通じるのでその点は助かりましたね。
まぁ、終わってフィードバックしてもらおうと思っても、「きもちいいでーす」しか言ってくれなかったけど(笑)
そうそう、ワーク仲間から、しんちゃんは「魔法の手」と言われていました。
「こちゃこちゃこちゃこちゃ何やってるかわからないんだけど、な~んか寝ちゃうんだよね」
「不思議だね~」
すでにセラピストとして活躍しているワーク仲間からそう言われてたのが、なんだか可笑しかった
この当時、しんちゃんはマッサージ未経験者としてワークに参加していて、他のインドネシア人は、現セラピストだったり、マッサージ経験者ばかりでした。
エサレンマッサージやオイルトリートメントは未経験でしたが、すでに治療系のマッサージは習得していたし、村のバリアンさんからバリアンの知識と技術は学んでいたしんちゃん。
でも、そんなことは一切話さなかったので、ワーク中のしんちゃんは、ただのおふざけ大好きないじられキャラでした
まさか、この数年後にblue moonのセラピストとして活動することになるとは・・・
ワークの話はまだまだある~。
1ヶ月間のワークなので、ワーク編は何回かにわけますね。
アナンダコテージのワーク会場へ続く道
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