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巷を賑わす投資について考えるブログ

最近もてはやされているFXについて

ポジションをもったまま決済をせずにロールオーバーを繰り返すと


一日ごとに金利が発生します


これを「スワップポイント」といいいます


スワップポイントは金利の高い通貨を買った場合に加算され


金利の低い通貨を買った場合は差し引かれます


なお、現在の日本の金利は世界の中でも最低水準ですので


たいていの通貨では買いのポジションではスワップポイントを受け取り


売りポジションでは支払うことになります


スワップポイントの支払いは積み重なれば大きなコストとなりますが


それを補って有り余る為替差益を得られることもあるので、


あえて売りポジションを持ち続けるのも方法です


逆に買いポジションを持ち続けるほどスワップポイントが増えて有利ですが


相場が悪い方向に向かっている場合はむしろ差益差損が膨らむので


注意が必要となります


スワップポイントは取引する通貨間の金利差に応じて


1日ごとに加減されます


なお、スワップポイントはFX会社のによってさまざまなので率のよい会社を選ぶことをお勧めします

ロールオーバーとは


ポジションの翌日持ち越しのことです



未決済のポジションは日々ロールオーバーされます


スワップポイントはロールオーバーでした時点でポジションがあれば受け取るまたは

支払うことになります


一度行われた取引の決済は


反対売買が行われるまで繰り返しロールオーバーされるのが一般的です


ただし、持ち越した時点で為替レートも変更されるので


相場が望ましい方向に動けば差益が大きくなる期待もある判明


差損が広がるリスクを伴います


したがって差損が広がるような時は


ロールオーバーを繰り返すよりも


できるだけ早く利益を確定させるほうが望ましいかもしれません


またロールオーバーを長く続けると、差益差損だけでなく


2つの通貨間の金利差によるコストを支払う負担も生じかねないので注意が必要です


FXでは「買った」外貨は必ず「売り」


逆に「売った」外貨は必ず「買い戻す」ことが条件です


2つの取引は必ずセットです


なぜなら、反対売買をしないと損益が確定しないからです


現物取引の場合は買った外貨をそのまま手に入れたり


売った外貨で円を入手することができますが


FXでは取引した外貨をそのまま受け渡すことは原則的にありません


ただし、米ドルのみ現物による受け渡しを行っている業者もあります


その代わり、取引による差益を保証金に上積みにしたり、


逆に差損を差し引く形で決済が行われます


これを「差益決済方式」といいます


「売り注文」から取引を行う場合


1万ドルを売った場合は、米ドル相場が1円下がるごとに1万円の利益


逆に1円上がるごとに1万円の損失が発生することになります



円相場になれた日本人は、相場が「上がる」といえば「円高」


「下がる」といえば「円安」を思い浮かべがちです


しかしFXでは「上がる」はドル高「下がる」はドル安を意味します


商品である外貨の価値が上がっているのか


下がっているのかとみます


商品は安く買って高く売り、高く売って安く買い戻すことで利益になります