学園剣道部が「すごくハードな厳しい国士舘の合宿」に参加した。地獄だった。

しかも事前に情報を知らされていなかったので、俺だけマジメにやって浮いてた。



(太鼓)ドンドン



師範が【1000本切り返し!100本!】

ドン



ええーなになに1000なの?100本なの?

(いいから切り返ししなさい)

真面目に1000本数えていたら、「バカ、100本だよ」



ふえぇ~切り返しは通常九回だから九回を10セットやって更に10本、


200本!(太鼓)ドン!

いま100本って言ったやんけー

で、200本

ワケ分かんねーよ、いつまで続くの?

300本!

ま、いいやちゃんと数えよう。

あー、100、200、300とかで最終的に1000やったら打ち立とモト立ち変わるのかな?


400本!

相手が「もう適当に流せ、もういいから」な仕草だが数字にウルサい上条は真面目に400本やったが、残り全員が誤魔化してサボっていて、むしろ上条は真面目馬鹿、か馬鹿正直。



うぃー次は500本かー

ドンドン、交代。100本!



え?1000本切り返しなのに?

自分はガチでやったからお前もやれ、をしながら足し算をしてみた「100+200+300+400イコール?あ!1000だっ!((`・ω・´)シャキーン



上条は既に1000本をガチでこなしたので相手にもやらせる。


他の全員がサボっているので、真面目にやってる上条がむしろKY(空気読めなーい)。



で、また上条が打ち太刀に...

(何が始まるの?)



下りる1000本切り返し、400本!(太鼓)ドン!


更に

400+300+200+100、

心では『2000本切り返しじゃねーかよっ!』
とかかなり思った。