3日目は 天気が良くないのでどうしようか・・と考えて タクシーで回ることにする。
光州駅の観光案内所で韓国語の地図をもらい お奨めコースで行きたいところに○をつけて
駅前のタクシーの運転手さんに交渉する。が! 外人は面倒なのか観光客に慣れていないのか
OKしてもらえない。あきらめて博物館にでも行こうかと思い始めていたら 目の前に女性の運転手さんの
タクシーが止まった。いろいろ行くのはNOだけど タミャンまでならOKということで とりあえず乗せてもらう。
でもダメだと言われた 5.18記念墓地へ 道を聞きながら行ってくれる。墓地の入口にある観光案内所で
お互いの通訳をしてくれる人を見つけた!!日本人の女性が常駐していたのだ。運転手さんも意志の
疎通ができなくて困っていたようで 思っていることを機関銃のようにしゃべっていた(^_^;) 結局 10万Wで
5.18記念墓地--メタセコイア並木道--潭陽(タミャン)の竹林--瀟灑園(ソセウォン)--光州駅と回ってもらえることに
なった。
5.18記念墓地。 その常駐している日本人の女性から 光州事件で亡くなった人の詳しい状況を聞いたり
記念館でDVDを見せてもらって かなり衝撃を受けた。特に 光州事件が正式に民主化運動と認められて
この墓地ができるにあたって埋葬し直すため 事件後にビニールで包まれ埋められただけだった遺体を
掘り起こし 息子の骨を泣きながら洗う母親の姿は 涙なしには見られなかった。当時日本で のほほんと
暮らしていた私には 知る由もない内容で 行ってよかったと思った。
一人ひとり 盛り土のお墓が一面に・・・
次は タミャンのメタセコイアの並木道。丁度紅葉の時期できれいだった。韓国の若い人たちがたくさん訪れ
ていた。
タミャンの竹林苑。
小山一つが竹林の感じで ここも土曜日ということもあって 観光客多し
韓国のテレビ番組「一泊二日」が撮影されたようで 若い子たちが 「イルパギルではこっち行った」ような感じで
歩いていた。
昼食は 竹ご飯の韓定食。竹林のすぐそばの このお店で。
タクシーの運転手さんと一緒に食卓を囲み やっと和やかな雰囲気になれた。彼女にしてみたら
初めての日本人の観光客らしく 「あーあ 何でこんなやっかいなお客を乗せちゃったんだろう」
とか 「ちゃんと料金を払ってくれるんだろうか」とか 思っていたんじゃないかな(^O^)
ソセウォン。 庵だね。山間の静かなところだった。
庵の管理人さんの住居?にいた白い犬
この後 山道をくねくね行って 光州駅に戻って 運転手さんとバイバイ。
10万Wを払って ありがとう~と手を振って 見送った。
最後は 運転手さんも とってもうれしそうに手を振ってくれた。
光州から またKTXに乗って ソウル(龍山駅)へ向かう。
これは 光州駅構内。写真で見て気がついたけど 外から入れるのかな??
まあ 韓国では 切符を購入したら 構内へ入るのにチェックしないし・・
列車の中でも 切符のチェックなし。でも機械を手に持ってチェックしているような気もする・・