卒論の作品は
Charles Dickensの
Oliver Twistで書こうと思っております
作品の中に当時のイギリス社会が切り取られており
世界史でただ年号を覚えるだけでは
見えてこない世界が広がっています
芸術至上主義の批評家からは
写実主義的文学として批判されてきたようですが
個人的には
ユゴーとかドストエフスキーと同じくらい
すごい歴史小説家だと思います
教条的なところとか
文学作品としてどうかってところはあるのかもしれないけど
読書経験の乏しい私は
まんまとDickensの書く教えに共感せずにはいれず
Oliver Twistがこれ以上ないほど
素晴らしい作品に思えたのです
Dickensは幼いころ父親が不良債権により投獄されたことにより
彼は働かなければなりませんでした
産業革命期で労働者階級は
重労働を強いられている時代です
その経験は、Dickensの作品に影響を与えているようです
Dickensの作品に描かれる
社会の暗黒さは決して遠い時代のようには感じられません
今に生きる私であっても
「無知」や「貧困」がそこまで迫っていて
気をぬけば足を取られそうになってしまう
この世界は
生きる価値があるといいますが
私は怖いのです
怖いからゆえに
勤勉にならなきゃいけないと思うし
真面目でないといけないと思うのです
とてもDickensが遠い時代の異世界に住む人だとは思えませんでした
Dickensの見た世界と
私の見ている世界はそう変わりはないと思ったので
Oliver Twistを選んだのです
