(仮) Learning Camp

日々刻々と激変する環境の中で、それでも社会を生き抜くためにはどうしたらいいのか?

「個人」が、「組織」が、いま抱えている問題は何なのか?


企業や学校、スポーツ団体や地域活動などの様々な「組織」が

「個」の活力をいかに引き出し、それを集結させて、


「成果を上げる集団」

「自ら成長する集団」


をどう作り上げていったらよいのか、

そのためのヒントやキッカケを探求していくブログです。


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一回目の今回は、実際に成果を上げられている注目のビジネスパーソンをゲストにお招きして、

「人材および集団育成」について、いろいろお話を伺ってみたいと思います。


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世界中の観光客を魅了してやまない歴史と文化の都、京都。


その古都京都を代表するホテルの宿泊部部長として、70名近いスタッフをまとめ上げ、

日夜奮闘する 「 京都全日空ホテル 小倉英昭( おぐら ひであき )さんに、

いまの組織・体制をどう作り上げていったのか、過去の苦労も交えながらお話を伺いました。


(仮) 「自発的に躍動するチーム」をつくろう!-17-02-10_2033.jpg


―    このたびはありがとうございます。よろしくお願いします。


      いえいえ、こちらこそ。

     私でよろしければ、出来る限りご協力させて頂きますので。


―    ありがとうございます。

      では早速ですが、まずは小倉さんのお仕事内容を教えていただけますか?


      はい。 一言で申し上げますと、私はこのホテル全体の業務の統括をしています。

     もう少し具体的に申し上げますと、フロント、レストラン、清掃などの各部署のマネージメント、

     それに各種仕入れ、協力業者との折衝も私がやっています。


―    なるほど、まさに全てですね。


     そうですね。プロ野球に例えるなら「監督」の立場でしょうか。

     オーナーはまた別におりますが、現場のことは全て任されていると。

     いやでも、私も表に出て先頭に立って接客業務もいたしますので、

     プレーイングマネージャーというところでしょうか。


―   それでこちらのホテルは、スタッフ全体で70名ほどいらっしゃると伺いましたが、

     それほどの人数ですと日々のコミュニケーションを全体で取るのは難しそうですね。


      いま現在、私を除いて全部で67名のスタッフがいるわけなんですが、、、

     ホテルは24時間稼動しています。その上スタッフは夜勤日勤と入れ替わる。

     そんな状況の中で、館内にいるスタッフ全員が随時情報を共有して連携しなければ

     いけませんので大変です。


―    そうなんですね。スタッフの方全員が一同に集まることがない、というか、

      24時間稼動している「ホテル」という業種では、全員集合は実質無理なわけですね。

     

      はい。ですので一般的な会社でやられるような朝礼や全体会議なども

     ウチではやりません。といいますか、出来ませんね。

     従業員の忘年会や新年会なども、2班に分けてやっているぐらいですから。


―    そうなんですか。ホテル業務では、お客さんのイレギュラーな注文など

      迅速な対応が求められる事案も多いかと思いますが、そのような職場環境の中で、

      緻密な連携体制はどのようにとってらっしゃるのですか?


      それはですね・・・

           

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    次号につづきます。