​検査報告と練習計画

2025年10月18日


あっさりと10月のレッスンも残り2週間となりました。


日の出が遅くなり、その分空の景色を楽しめる季節にもなりました。

今朝の5:45。


今週は密なスケジュールで、生徒の皆様のサポートに奮闘したような気がします。


教室のマンションの修繕工事が始まらない問題が続いていたのですが、私も今年度より理事長を任されていることもあり、管理士さんと話し合いをこれまで何度と重ね、所有者さんたちとの会議からこの1週間は始まりました。

管理士さんもなんとか動いてくださり、今の状況でベストなやり方を提案していただき、少しずつですが動き出せる兆しが見えてきました。


そしてプログラムの完成と締めくくり。


そして先月の検査入院の結果を聞きにレッスン前、朝一で病院へ行った日も。


結果は、“概ね良性”


今後半年にいっぺん、検査を重ねて経過観察をしてゆくことになりました。

ご心配くださった生徒の皆様へ改めて感謝申し上げます。


まずはこの8ヶ月間、父の古希のお祝いに、還暦以来の家族旅行をしようと提案してくれた姉2人と、誰よりも心配していた母に、旅行計画がストップしていたわけなので報告をしなければです。

別に今年のうちに気にせず行けたのだろうに…と私の本心はそうでしたが、家族が気遣い、全てが分かってからにしようよ、と。

遅ればせながら、父の持病が和らぐ来春にしようという話になりました。


自覚もない見えない身体の異変に、まったく怯えていなかったわけではなく、ただただ気持ちはすっきりせず過ごしていました。


それでも、だからこそ、先を考えて歩んでゆく選択にはスムーズになっていました。

考えすぎないようにしていたのでしょう。


それを救ってくれた一つにピアノがあったはずです。


そして生徒の皆様とのレッスンライフも。


一生懸命に向き合えるものがあるって、幸せなことだなぁと思います。

何か誇れる肩書きも経歴もない私ですが、上手になりたい、と思いながらピアノを愛して、ピアノに憧れて、椅子に座って音を鳴らしていられることが、素直に幸せで有難いことだなぁ、と。


昨日は、朝一9:00に、市民プラザのホール練習に出向きました。



毎年やっている、本番さながら練習です。

当日の靴を履き、当日のアクセサリーを身につけ、会場入りしたら、音出しすることなく、身体のウォーミングアップのみ行って、録音ボタンを押し、自分の演奏する曲目を紹介して、お辞儀、椅子を直す、そして演奏。


その流れを行う。

本番も、直前までステージのピアノを触ってから弾き始めることはできません。


どんなタッチでどんな鳴りで、どんな感情で弾き始めるかは、毎回違うわけです。


そこにどう向き合うか。


その練習をするのに、外へ出向いてピアノに触れるのは最適です。


そして肝心な昨日の演奏結果は・・・、まだまだ改善すべき箇所多し。


それでも2週間前に録音した演奏よりはるかに前進していたことも自覚できました。


自宅で黙々と弾いているだけでは気づかないことに出会すことができます。


それが難しいのであれば、自宅にて誰かを招いて聴いていただくのも練習になります。


それも難しければ、やはり録音をするくらいは実行してみた方が良いのです。

または全身鏡をピアノの横において弾いてみたり。


ストリートピアノに意を決して行ってみたり。


10:00のレッスンに間に合うように、昨日は録音を車中で聴きながら教室へ到着。

改善ポイントがまた明確になり、練習意欲が更に高まりました。


昨日はそんな午前レッスンを終えたら一時帰宅で、小学校の学習参観へ。

一昨日の雨降りの日でなくて良かった。

素晴らしい秋晴れで。

お馴染みのお母さん達と近況報告をしながら話せるのが、また私のもう一つの顔と環境があることをふと我にかえったように感じる瞬間で、気晴らしにもなりました。

子供達と一緒に下校してあげたい気持ちを抑えて、手だけ振って、また教室へ戻り、レッスン開始まで、練習に向かいました。


多くのプレッシャーを抱えて挑む発表会の講師演奏。


それでもその経験が、今、私のピアノ人生を大きく彩り、進化させてくれています。



まだまだ練習が必要だと痛感している今日この頃。

精一杯やり尽くしたいです。


今日のレッスンは満員御礼。


今後も1日1日どんな練習が必要かを考えて、計画立てて、向き合います。


今日も素晴らしいレッスンライフとなりますように!