初めての富士山 富士登山 高山病・怪我・低体温症
今回は起きないならないのが一番いい病気、怪我について
実は自分は全部経験あります。
富士山では 『高山病』 と 『怪我(捻挫)』 をしてカヌーをしにいったときに 『低体温症』 に(-。-;)
高山病
登山をする時にやはり気になるのが『 高山病 』
これは経験者・体力に自信がある人・未経験者・体力に自信がない人全てに起こる可能性があります。
経験者の方は事前段階でその可能性を減らす対応をしているからあまりなる人がいません。
しかし最近ですがエベレストで登頂経験もあるクライマーの方が亡くなられてりもしています。(標高のレベルは段違いなんですけど、熟練者の方でも高山病で亡くなるといった意味で)
基本は体を慣らすこと。
高度が急に変わることにより体内の酸素量が減り行動がしにくくなります。
血中酸素が多い人はなりにくいらしいです。
あとはもともと酸素使用量が少ない人とか
睡眠は充分に
お酒を控える
食事をちゃんと摂る
などを意識していれば初期段階のリスクは下がります。
そして1泊2日の行程の方がリスクは減ります。
途中山小屋などで宿泊することで体が順応していきます。
ただし高山病の状態が起きての宿泊は薦めません。
高山病になってしまった時点で下山をおススメします。
中には症状が軽くなる人もいますが完治したわけではありません、なっていない人とのリスクの差は大きいですし最悪な事態にもなりかねません。
ここまできて下山なんて!!って人もいるかもしれませんが最悪な事態までではなくとも周りに迷惑かけてしまう可能性もあります。
怪我
富士山で一番多い怪我は捻挫です。
砂利道に足をとられ足首をグキっ!!(iДi)て感じに
特に集中力がきれやすい下山時に多いです。
かくゆう自分もその一人です。
自分は片方をやってその足を庇いながら下っていたらもう片方も……もう最悪ですよ。
自力で下りましたがアレは人生で1番辛い下山でした。
ではどういった予防対策をとればいいか。
①テーピング
テーピングである程度固定することで間違った方向に捻りにくくなります。
そして固定力で足首を保護してくれます。
これは市販のテーピングテープでもいいのですがやり方がわからない方が多いと思います。
そこでおススメなのが。
この商品は簡単にテーピングでき、枚数を増やすことで固定力も上がります。
慣れた場合は切っていないテープのみも発売されています。
②ハイカットの靴
これは道具(必須編) でも記載しましたが足首の保護になります。
③ウェイトダウン
ま、体重を落とすことです。
体重が重いってことはそれだけ負荷を与えているってこと、その負荷を軽くするのは1番いいことです。
自分自身、体重がかなりあったころはよく足首を捻って捻挫をよくしていたのですがここ最近はあまりありません。
なったとしてもひどい状態にはなっていないです。
低体温症
これは防寒着をちゃんと持っていくことで対策は出来ます。
低体温症を経験したことがある人は少ないと思います。
自分は山ではなかったのですが1度あります。
思考が回らなくなり最終的には気を失います。
酷いものではなかったのですぐに回復しましたが正直怖いです。
【 初めての富士山 富士登山 道具・装備編 (必須) 】 でも書きましたが防寒着はもしものことを考えて防水性もしくは濡れても保温性のあるものをおススメします。
他にも怪我はありますが手袋をはめる(手の擦り傷)などで対応できます。
こういった状況にならないのが一番ですが、色々な予防対策をしてきたけれど病気や怪我になってしまった際は下山もしくは救助を!!
周りの人の力も借りるのも大切なことです。
富士宮ルートには8合目に衛生センターもあり夏季はドクターもいます。
次回は行動食や非常食そして行く前の食事などについて