その身体の末端に


有機合成の色を纏い


思想を世界にぶちまけて


日常を跋扈している







禍根は墨汁みたいに染みとなって


色情を掻き回す


奥底から聴こえる青色の


聴き覚えのある音の紡ぎが






存在意義をぐちゃぐちゃにして


蛹に詰め込もうとする






そうして変形した自我同一性は


長い夜の末


美しい翅を広げて


膨張の淵まで飛んで征く







無聊を嗜む幸せの奴隷に捧ぐ
脳がゆれる

そういう瞬間って

宇宙に繋がれた犬みたいに自由でそれはきっと


渦巻いた煩悩の

流れる先への標なので




蜜にひたひたに漬けておいてあげます



媒体の咲いた異星を這って
編み込まれるイエロー
その愛情で以て突き抜ける空に
貴方を想ってるだけ

解体もがいて矮星を抱いて
組み込まれたイエロー
この愛憎で以て突き抜ける空に
貴方を想ってるだけ







貴方を想ってるだけ