こんにちは!
超文系プログラマ/SE@SEKIです。
今回は、前回に引き続き
「オブジェクト指向」
についてお話しします。
前回の続きになりますので
まだの方はこちらからどうぞ。
↓↓
「オブジェクト指向」は
誰からも教えてもらえないと
かなり難しく感じてしまう概念です。
独学で学習していると
必ずつまづいてしまいます。
「オブジェクト指向」についての
イメージを頭に植えつけておけば
Ruby・Java・C#・Pythonなどの言語を
学習するときにかなり理解しやすくなります。
また、オブジェクト指向の概念を
一度理解してしまえば、
他のオブジェクト指向言語にも
応用が利きます。
コードの書き方が多少違うだけで
概念は同じなので習得するまでの時間が
はるかに短縮されます。
この記事を最後まで読めば
前回の記事からさらに
・オブジェクト指向の考え方が理解できる
・オブジェクト指向言語の学習がしやすくなる
・コードを書くときに悩まなくなる
ようになります。
しかし、
前回の記事も今回の記事も読まないと
・オブジェクト指向の理解につまづく
・概念が分からずに学習がストップする
・「挫折」へとつながってしまう
こんな結末を迎えてしまいます。
「作業の指示出し」
今回はこれをキーワードとして
あなたには抑えて欲しいと思います。
設計図であるクラスから作り出したモノを
「オブジェクト」と呼んでいました。
プログラム上では、
「オブジェクト」が別の「オブジェクト」に
指示出しを行ない、やりとりをします。
↓
※なぜ「オブジェクト」同士で
やりとりを行う必要があるのかを
説明すると長くなるため今回は触れません。
では、「作業の指示出し」について
もう少し具体的に考えていきましょう。
次のようなオブジェクトがあるとします。
名前:鈴木さん
名前:ABC銀行ATM
あなたはこれらのオブジェクトをみて
どんな「作業の指示出し」が行われると
考えますか?
名前:鈴木さん
「お金を預ける」
↓
名前:ABC銀行ATM
おそらくこんな指示出しを
考えるかと思います。
鈴木さん
お金をATMに投入する
ABC銀行ATM
お金を鈴木さんの口座に預金する
言い換えると、
鈴木さん
ATMに預金するよう指示出しを行う
ABC銀行ATM
鈴木さんから受け取ったお金を口座に反映する
ということです。
これが「作業の指示出し」です。
…なんだか当たり前のことですよね。
実はプログラムの世界でも
現実世界と同じことが行われています。
ですが、多くの人は
プログラムのコードなどによって
惑わされてしまうのです。
この例から分かるように
「オブジェクト指向」とは
私たちが現実世界で
普段から何気なくやっていること
これをイメージしておけば大丈夫です。
では、今すぐできるワークを行いましょう。
①上の例を参考にして
オブジェクトを2つ考えます。
②「作業の指示出し」を以下のテンプレートに
当てはめて考えてみましょう。
『◯◯が△△に□□するよう指示出しを行う』
『××が◇◇する』
これまで見てきたように
「オブジェクト指向」で大切なのは
「作業の指示出し」です。
このイメージを
頭に植えつけておくことで
オブジェクト指向言語の学習が楽になります。
さらに、
この概念が一度分かってしまえば
他のオブジェクト指向言語も
かなり習得しやすくなります。
複数の言語を
カンタンに使えるようになる
というわけです。
この概念を意識して
あなたのプログラミングスキルを
どんどん向上させていきましょう。
それでは
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました!
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超文系プログラマ/SE@SEKI