※この記事は、2014年7月~2015年10月の間に
アップされた記事に「加筆・修正」を加えたものとなっております。
リアルタイムでの配信は、
今後メールマガジンにて行っていく予定です。
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今日はちょっと、『受験生なのにやる気が出ない「最大の原因」』というテーマで話していきたいと思います。
このブログを読んでる方の中には、これから高3になって受験生になる人が多くいると思います。
その中で、受験生になっても、「イマイチやる気が出てこない」という状態に陥る人も結構出てくるはずです。
ちなみに、現役生の時の僕はまさにそれでした(笑)
今思えば、「何やってんだ」ってくらい能天気でしたね。
まさに、「チョー何とかなるだろう症候群」を患っていました(笑)
でも、僕と同じような人って、世の中にかなりたくさんいると思います。
「受験生なのに、なかなかやる気が湧いて来ない」っていうのは、めずらしい症状じゃありません。
なぜ、こういう事が起こるのでしょうか?
僕が思うに、それは、1年後(正確には、9ヵ月ちょっと後)に試験本番を迎える事に、リアリティーを持てないから、だと思います。
もちろん、誰もが、「自分は1年後に試験を受ける」という事を知っています。
でも、それをリアルに感じている人というのは、少ないと思います。
つまり、頭では分かってるけど、感覚的には分かっていないのです。
「人間はいつか死ぬ」という事を知っていても、そこにリアリティーを感じないのと一緒です。
何かの映画でも、「人間は永遠に生き続けるがごとく、今を生きている」的なセリフがありました。
良い意味でも、悪い意味でも、「自分が死ぬ」なんて事をリアルに感じられないのが人間です。
でも、そうすると、死ぬ直前になって、「あぁ、もっとちゃんと生きておけば良かった」と後悔するわけです。
「死」というものが目の前に迫ってきて、初めてそこにリアリティーを感じるようになります。
受験においても、同じような事が言えて、試験日がすぐそこまで迫ってきて、みんな焦り出すわけです。
でも、それではもう、「時すでに遅し」です。
「妥協して望まない大学に行く」か「後悔して浪人する」かのどちらかを選択しなければいけなくなります。
受験勉強は、1ヶ月前や1週間前からやって、何とかなるものではありません(よほど真面目に高1~2を過ごしていない限りは)。
ちゃんと、1年前から危機感を持って、勉強に取り組んでいかなければいけないのです。
でも、だからと言って、僕が「ちゃんと危機感を持って頑張りましょう」というお題目を唱えてみても、なかなか響かないと思います。
だからこそ、ここ最近の記事で話してきたように、「志望校を決めて、赤本を読むor解く」「教材を一式揃える」「全体計画をしっかり立てる」といったような具体的行動が大事になってきます。
志望校の赤本を買って解いてみれば、「自分は1年後までに、これを解けるようにならなきゃいけないんだ」というのをリアルに感じる事ができます。
そうしたら、「その実力を付けるために、何が必要なのか」を考えて、教材を選んでいく事ができます。
そして、「いついつまでにこれをやらなきゃいけないくて、だから1日にこれだけのノルマをこなす必要があって・・・」と全体計画を立てていけば、1日1日を大切に使っていけます。
こういった「逆算思考」をして、しっかりと全体の計画を立てていく事によって初めて、「危機感」を持ちながら1年間を過ごしていく事ができるようになるのです。
こういうのをせずに、「まぁ、まだ時間あるかな~」と漠然と思っていると、どんどん時間を浪費していってしまいます。
そうなると、さっき言ったように、試験直前になって焦り出して撃沈するのがオチです。
このブログを読んでいるあなたは、そういった事態に陥らないように気を付けて下さい。
3月も、もう終わります。
本格的に受験生になる準備は出来ていますか?
もし、僕が今月話した内容を実践していなかったら、ぜひ、早いうちにやっちゃって下さい。
本当に、無駄な事は一切書いていないので。
また明日、今月の総復習的な記事を書いていきたいと思います。
これから受験生になる人は、頑張っていきましょう(*´ω`)b
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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