なにやらまた難しい言葉ですよ。
筋ジス患者さんが身近にいても、なかなか耳にしないかな?
「とうはんせいきりつ」
と読みます。
学校にいると分かりますが、
床から立ち上がる
という動作が想像以上に多いです。
体育館や、運動場など・・・
この、床から立ち上がる という動作は、筋力がないとできないことなんですよ
普段は何気なくしている行動なので、
さっぱり実感できないことですが、
かなりの筋力が必要なようです。
さて、この、登坂性起立。
どのようなことをいうのかといいますと、
床からの立ち上がりが困難で、
②足首を持って、体を起こし、
上体を起こし上げます。
はい、娘さん、どうもありがとう。
こうやって、自分の体をよじ登っていく様から、「登坂性起立」という名前がついたようです。
学校で、②の状態の時に後ろから押されようものなら、
顔面からあぼーん(゚д゚)!です。
ヒヤヒヤしながら見守っております。
はじめて、登坂性起立を目の当たりにした子供たちは、
当然のようにビックリしていましたが、
心優しいクラスメイトに恵まれ、
誰もこの状態でしか立ち上がれない娘を
バカにしたりしません。
全ての動作がゆっくり。
病気の進行もゆっくりならいいのになぁ、まったくもぅ。