Philippines 研修ブログ

Philippines 研修ブログ

フィリピンでの海外インターン研修through AIESEC のブログです。
研修先はBATIS Center for Women というNGOで、主な仕事は日本をはじめとする海外で(多くはentertainerとして)労働し、帰国した女性やその子供の支援です。

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29日目(9月20日火曜日)

訪問客

今日はいつも通りに仕事してcrazy katsuっていうカツ丼屋さんでディナーの予定でしたが、、、お昼過ぎにいきなり言われました。今日は6時に訪問客があるから帰らないでねって。

別にいいけどもっと早く言って欲しい!! ほんとにこっちの人は予定というものよ軽視し過ぎ。基本的に楽観的だから先のことあんまり考えないんだろうけど、それに他人を巻き込むのはあまりいいことだとは思えない。気楽に話せて楽しいのはいいんだけど、気楽過ぎて困る面もあるんですね。バランスが大事ってこと。

そんなハプニングもありつつ、午前中はまた新たな翻訳を頼まれてやってました。ランチを挟んで午後は溜まった日記を整理しました。やっぱり日記をためるのは良くないですね。メモ程度にその日に何をやったかを残しておいても、その時に考えたことや感じたことはやっぱりその日に書きとめておかないと薄くなってしまう。って反省しつつちゃんと毎日の分を書きました。でもさすがに4週間もいるとやることが徐々にルーティーン化してしまってあまり日記に書くこともない気がしてきます、、、

6時過ぎに訪問客が来ました。大阪大学の院生と教授です。教授は先日study tourに来た神戸女学院の教授の旦那さんでした。日本人なのですが、坊主にロング白ひげで、何人か全く見当もつかない風貌でした。普通にタガログ語喋れてるしすごいな~と思いつつ、あまり自由な時間がなかったので深いゆっくり話を聞くことができず残念。

YOGHIメンバーと話す時間はあって少しだけ込み入った話を聞くことができました。

彼は20歳ですが未だに父親に認知されていないそうです。彼は経済的な支援はいらないからとにかく自分をその人の子どもとして認めて欲しいと言っていました。そして将来の夢は日本で仕事を見つけて日本に住むこと。そして可能ならば父親を探し出して会って話がしたいと言っていました。直接聞くことはできなかったのですが、彼は彼を捨てた父親のことを恨んだりしている様子はありませんでした。むしろ愛着とういかそれに近い感情を持っているような気がしました。だから彼は日本文化にすごく興味を持っていて、いつも日本が好きだと言っています。

両親が当然のように存在している自分には想像するのが少し難しいことですが、なんとなく分かった気がします。

ほんとはもっと突っ込んだことを聞きたいけど、彼らの問題は未だに進行形で存在していて、非常に繊細な問題なのでうかつに踏み込むことはできません。少しづつ、間接的にでもいいから彼らの心情を知ることができたらいいなと思います。

28日目(9月19日月曜日)

日常again

昨日?は朝4時半くらいに寝て今日は7時過ぎに起きたので睡眠は3時間弱。ナスブに行く前の日もナスブでの一泊もあまり寝ていないのでかなり眠気がたまった状態でオフィスへ。途中ジプニーの中で日本語を話す4人組に会ったので、「日本人ですか?」と尋ねると、「えっ、日本人なんですか!?」って言われました。笑 溶け込んでますね~と褒め言葉をいただきつつ、お互いの話を少ししました。彼らはUPの留学生で、1学期のみや、2学期間、また1年など、自分達の好きな期間だけこっちで勉強しているそうです。半年で授業料は6万円程だとか。安い!!日本だと国立でも半年で27万円。しかも6万円というのは法外な?taxを含んでいるそうです。現地の人だと1単位に対して1500円程度で履修できるのだそう。

彼らのうち二人に、日本に帰ってからどうするのか聞いてみると、一人は教員、もう一人は国一を目指すと言っていました。二人ともこっちに来てから決めたそうです。その経緯は残念ながら聞く時間がなかったのですが、とにかく彼らにとっては留学という選択が将来に大きな影響を与えたことは間違いないようでした。やっぱり違う環境に身を置いて今まで会ったことのないような人達に出会って交流することは大切なんだなと実感。

彼らと別れてオフィスへ。

オフィスでは以前任された翻訳の続きをやりつつ、次の日本語レッスンの教材を作りました。でも眠いので効率はかなり悪く、1日かけて1つのレッスンがやっと完成した程度でした。17時に帰ろうとするとなぜかスナックタイムになったので一緒に食べることに。食べ終わってからいつも通り、8割が冗談の談笑。真顔で言ってくるし、そもそもこっちの文化をほとんど知らないから何が本当で何が冗談かたまに本気で分からないけどそこは適当に流して上手くかわします。

しばらくして会話が落ち着いたタイミングに帰宅。本当に眠かったので一人で帰宅しました。家に着いたら6時半頃だったので、とりあえず寝てあとでお風呂に入ってからもう一回本格的に寝ようと思いました。

でも目覚めたのは3時。8時間以上寝たんですね。とりあえずコンタクトだけはずして再びベッドへ。次は予定通りの7時半に目覚めてオフィスへ。ってもう翌日の話になってますね。今日の分はこのへんで!

27日目(9月18日日曜日)

Fortune Island

昨日夜更かししたせいで朝の出発は大幅に遅れる。遅くなればなるほど波が高くなるって分かってたのにな~後悔。でも仕方ないのでとにかく急いで浜辺で船探し。宿の人に頼んだら7000ペソとか言われるし4時間かかるとか言われるし。手漕ぎの船?よく分からんけどそんな大金支払うつもりは全くないので浜辺で自力で交渉することに。交渉頑張ってなんとか3500ペソにしてもらったけどそれでもかなり高いらしい?

船で目的地のFortune Island に向かったら案の定すごい波。あと2時間早く出てれば、、、でもあれはあれで楽しめた!アイランド・ホッピングってこの跳ねる感じを指して言うのかなとか思いつつ目的地に向かう。Fortune Islandにはガイドブック通りのホワイトサンドのビーチが広がっていました。が!波打ち際から10メートルもいかない場所で急に海が深くなり下は岩だらけ。しかも風強く流れも速くてとても泳ぐ気にはなれませんでした。しばらく浜辺で楽しんで、飽きたので丘に登ってみることに。その途中で犬に出会いました。近づいてきたのでとりあえずしゃがんでみるとじゃれてきました。こんな島にも人間慣れした犬がいるんですね。

1時間もしないうちに船のおじさんに、風邪が強くて波も高いから早く帰ろうと言われました。仕方なく帰ることに。ほんとはマヤマヤっていう他の島にも行きたかったけど、みんな睡眠不足でそんな余力はなく、大人しく宿に帰りました。帰りは行き以上に波が高くてほんとに怖かった!!転覆しても確実に誰も助けに来てくれない状況(通信機器が一切ないしこの船がお気に出てることを知ってるのはこの船の所有者だけ)だし、見たところ救命胴衣らしきものはなさそうだったのでなおさら。でも無事に帰って来れてよかったです。程良く海のスリルを味わえた気がするし。

宿に戻って、プールで軽く遊んでからマニラに向かいました。3時過ぎに出てマニラに着いたのは7時過ぎ。約4時間のバスの旅は全員爆睡でした。

一旦帰宅してからすぐに家を出て、現地アイセッカーと共に明日の朝日本に帰るまなみのフェアウェルに。疲れてたのであんまり楽しめなかったけど、3時まで飲んで現地アイセッカーの家に泊めてもらいました。これがまた豪邸。日本のノリでちょっと広めの部屋で雑魚寝かと思ったら、ちゃんとゲストルーム?があって人数分のベッドが用意されていました。朝起きたらメイドさんぽい人が3人いて朝ごはんを用意してくれてるし。どんだけ親切なんだ。

そんな一日でした。なんか最近一日の切れ目がどこにあるか分からない日が、、、