八十歳の壁を越えて、読書「すべては導かれている」田坂広志著 | pikoのブログ :読書は楽しい, アートに生きよう!

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田坂広志著 「すべては導かれている」 PHP研究所 2022年2月15日発行

 

副題に 「逆境を越え、人生を拓く五つの覚悟」とある

 

田坂広志さんは東大工学部卒、工学博士

 

様々な履歴を経て、2013年、思想、ビジョン、志、戦略、戦術、技術、人間力という

 

「7つの知性」を垂直統合した「21世紀の変革リーダー」への成長を目指す場

 

「田坂塾」開塾、2021年、「田坂塾大学」を開学、広く一般に公開している

 

  

「はじめに」より

 

   ―逆境を超える「究極の言葉」は

 

     「すべては導かれている」

 

 

   この「すべては導かれている」という覚悟を定めるならば、三つの変化が起こります

 

   第一に「人生の風景がかわります」

 

   第二に「力が湧き上がる」

 

   第三に直感が閃くようになり「叡智が湧き上がる」

 

 

   「すべては導かれている」という覚悟を定めるための方法として

 

   第一の覚悟  自分の人生は、大いなる何かに導かれている

 

   第二の覚悟 人生で起こること、すべて、深い意味がある

 

   第三の覚悟 人生における問題、すべて、自分に原因がある

 

   第四の覚悟 大いなる何かが、自分を育てようとしている

 

   第五の覚悟 逆境を超える叡智は、すべて、与えられる

 

 

筆者は生死の境の病という最悪の逆境を与えられ、その奈落の底において

 

「すべては導かれている」との覚悟を掴み取ったのです

 

救いを求めて行った禅寺の禅師の言葉に気づきを与えられたのです

 

   「だがな、一つだけ言っておく。人間、死ぬまで、命はあるんだよ!」

 

   「過去は無い

 

   未来も無い

 

   有るのは

 

   永遠に続く

 

   いま、だけだ

 

   今を生きよ!

 

   今を生き切れ」

 

 

 

「人生で起こる事、すべて、深い意味がある」

 

起ったことをどう解釈するか

 

それが、我々の人生を分ける

 

 

逆境を超える叡智はどのように与えられるか

 

 

第一 「直感」という形で与えられる

 

第二 「予感」という形で与えられる

 

第三 「コンステレーション」を感じる、という形で与えられる

    一見無関係な出来事の間に何かの意味を感じ取る

 

第四 「シンクロニシテイ」が起こる、という形で与えられる

 

 

最後に「、何故、人生で不思議な事がおこるのか」の章で

 

    我々の深層意識が「アカシック・フィールド仮説」や

 

    「ゼロポイント・フィールド仮説」に繋がり、実証されることになれば

 

    現代最先端科学的理論と数千年の歴史を持つ宗教的教義とが

 

    融合していくことも意味しています

 

 

   ―しかし、もし、あなたが、

 

    「すべては導かれている」とい覚悟を定めようと思うなら

 

    「人生をすべて肯定する」という覚悟を持たねばなりません

 

    しかし、「人生をすべて肯定する」ためには

 

    一つ、深く求められることがあります

 

    それは、何か

 

    「死」を見つめることです