第65回選手権1回戦 市立船橋
第65回 1回戦 市立船橋戦
国見 5-0 市立船橋
国見の選手権の初陣は布・青年監督率いる市立船橋。
小嶺監督が抽選会で千葉のグラウンドだけは絶対引くなと主将赤沢に念を押したほど鬼門の千葉会場。地元の大声援を受けた市立船橋だが前半は気力が空回り。全くの防戦に追われた。
まず前半19分国見は三浦昭のヘディングシュートで先制。さらに35分、37分には二宮がたて続けに加点して試合を決めてしまった。
後半に入ると小島が17分にまずドリブルで持ち込んで4点目、続く20分にも岩本のドリブルからのパスをダイレクトで決めて2得点の大活躍。
国見が大量5点を奪い、1・2年生主体の若い市立船橋を下し総体王者としての貫禄を見せ好スタートを切った。
その後、十数年が経ち宿敵のライバルとなる市立船橋との初対決が国見の選手権初登場の試合だった事は興味深い。この5失点の苦い経験が後の市立船橋・伝統の強固なディフェンスのきっかけになった。またこの年、小嶺門下生 山田耕介監督率いる前橋育英が選手権初出場を遂げた。
FW | 其田秀太③ | 二宮浩② | 三浦昭彦③ | |
MF | 三浦博道③ | 岩本文昭③ | 小島光顕③ | |
DF | 梅田和広③ | 田川英明③ 78分↓ 木下一利③ |
赤沢昌美③ | 林田龍昇③ 70分↓ 山木勝博① |
GK | 林晃行③ | |||
得点 | 三浦昭彦、二宮浩2、小島光顕2 |