By 斉藤審議官（「ガメラ 大怪獣空中決戦」）
って事で、9月30日に参りました特撮博物館レビューです。
すみません･･･本来なら、もっと早くやる予定だったんですけれど、東京旅行の疲れだったり、風邪引いたり、仕事忙しかったりで、全然出来なかったです･･･
さて、本題の特撮博物館。
入っていきなり、昭和メカゴジラやら、轟天号のドリルやら、メーサーのフロアですよ。
いやぁ、感動しました。
昭和メカゴジラのスーツですよ。もう40年近く前のスーツなのに、未だに現存するんです。
その他、別の各フロアにはゴジラ、ガメラ、キングギドラの撮影時のスーツがありましたけれど、どれもホンモノで思ってたよりバカデカイ。
それが目と鼻の先にあるんですから、まさに夢のような体験でした。
オキシジェン･デストロイヤーの撮影用プロップまでもがあるのにも感動しました。
58年前のシリーズ1作目の「ゴジラ」でゴジラを倒した兵器ですよ。
そんな古い物まであるんですねぇ。
そして、この特撮博物館の目玉が、短編特撮映画「巨神兵東京に現わる」です。
僅か9分間の短編映画でしたが、素晴らしかった！
流石、樋口監督です！
特撮撮らしたら、ピカイチです！！
なんといっても、巨神兵がプロトンビームを発射し、街を破壊するプロセスが素晴らしい。
巨神兵の牙がワサワサと前に突き出し、砲身が喉の奥からキュルキュルと回りながら出てくる。
そして、溜めがあった後に放出されるビーム！
発射の衝撃で舞い上がる埃や瓦礫！！
ビームが当たった順に、次々に爆発の連鎖を引き起こしていく町並み（マーカライトファープを思い起こす）！！！
爆発し、倒壊する東京タワーのたわみ具合も最高！！
ガメラ3の渋谷や京都の炎上シーンのような絶望感溢れる破壊の連続！！！
久しぶりにスクリーンで、特撮オタクが観たかった光景を観せつけてくれました。
その後のメイキングも面白かったし、是非ともコレはソフト化してほしい！！
･･･とまぁ、他にも強遠近法を使ったミニチュアセットやミニチュアの図面等々、文字では、書ききれないほど本当に素晴らしい展示物ばかりでした。
ちなみに、本日10月8日をもちまして、特撮博物館終了だそうです。
しかし！！
来年春頃から全国巡業を検討中だそうです！！！
もしこれが決定しましたら、行きたかったけど行けなかった人は勿論、行ったけどまた行きたいって人は、近くの町に来た時、必ず行きましょう！！