「愛してる」って つぶやいたら
思いがけず 白い 吐息になった
そして あなたに届かないまま 消えてなくなった
「おいで」と その手を 差し出される日を 焦がれて
眠れないまま 長い夜は 少しずつ月を 昇らせて
その輝きが あたしの想いを 照らし出していく
いつまで 自分に 嘘を つけばいい?
飛び出していきたいのに
ここから 動き出せないでいる
いつか 触れた その 冷たい手を暖めるのは
他の誰かだと 分かっているから
ただ 抱き締めてほしかった
じゃなきゃ 忘れられないのに
笑う事しか できずに
気持ちを ごまかす事しか できずに
また こうして
長い夜が 明けていく