今日はカンボジアの知られざるリゾートアイランド、ロン島(Koh Rong Island)についてリポートしたいと思います。
かなり長文なので読みたい人だけ読んでくださいm(__)m
ロン島は首都プノンペンからバス(片道6.5ドル)で約4時間のシアヌークビルという町から、さらに高速船(往復10ドル)で40分行ったところにあります。
このロン島、カンボジアにあるにも関わらず旅行客の95%以上は欧米人。
だから、島内では地元民と欧米人しか見かけません。
そして近年では高級リゾート地化するためにアクティビティ代等込みで一泊3000ドルもする高級ホテルも建設しているみたいです。
さてそんな噂を聞きつけ、今日はるばるロン島までやって来ました。
カンボジアで知り合った友達が先に着いていたのでお出迎えに来てくれました。
そして安宿(一泊8ドル)にチェックインを済ませ、早速ビーチに向かいます。
綺麗なビーチ、その名もLong Beachまでは歩いて1時間くらいということで歩き始めたのですが、山道を進んで行くと幾つか分かれ道があり、どこで道を誤ったのかどんどん無人島探索状態に陥っていきます。
トゲに刺され、急斜面を滑り落ち、行き止まりかと思われるようところを蔓を掻き分けて進み、ようやくビーチに到着!
そしてこれがその絶景↓\(^O^)/
真っ青な海に、真っ白な砂!
水の透明度は沖縄の海ほどじゃないけれども、何とここの砂浜の砂は鳴き砂なんです!
ほらこんな感じ↓
って動画を載せたかったけど重過ぎて載せられませんでした^^;
でも走り回るのめっちゃ楽しいかったです^_^
2時間泳いだり、日光浴したりしながらまったり過ごしました。
ふと行きに通って来た山を見返してみたらこんな感じでした↓
そりゃ無人島探索並みの険しい道だったのもうなずける^_^;
というわけで帰りはボートで港まで帰ることに。
ボートの船頭のおっちゃんと値段交渉を開始すると、最初は2人で5ドルとか言ってたのに、少ししたら2人で10ドルって釣り上げてきました。
さらに、30分後聞きに言ったら船頭の息子が出てきて2人で20ドル払えと言ってきました。
さすがにこれには船頭のおっちゃんもやり過ぎやみないな感じで窘めて2人で10ドルで済んだけど、基本的にカンボジアではどこ行ってもぼられるし、特に他に選択肢がない状況とか何かを人質に取られた状況では絶対あり得ない値段をふっかけてくるので、出来るだけそういう状況に陥らないように気をつけましょう。
脇道に逸れましたが、港へ戻って友達が帰るのを見送った後、1人で港付近のビーチ散策。
実はこのビーチ、別の友達の話によるとヌーディストがいるらしいです。
別にヌーディストビーチとして有名なわけではないけど、友達は見たらしいです。
というわけで、興味本意でビーチの端まで歩いてみることに…
歩くこと5分…10分……
まあそんなにヌーディストがいるわけないですよね(笑)
と諦めかけたその時!
あ!いた!(笑)
白人の20代くらいの人が胸を露わにして何か書き物をしている。
まさかガン見なんか出来るわけもなくスタスタと通り過ぎました。
すると、またいた!(笑)
今度ラテン系の女性が胸を露わに。
と言ってもあんまり膨らみがなかったので男の人かと思って普通にスルーしそうになりました^_^;
やっぱリゾート地ともなると予想に反して開放的な女性もいるもんなんですね。
さて、未知なる探検を終えた後はディナータイムです。
そのほとんどのレストランでディナーにはBBQを食べることが出来ます。
幾つかあるメニューから選ぶことも出来るし、釣りツアーに参加して釣った魚をBBQにしてもらうことも出来ます。
今回僕は他の人のブログで美味しいとコメントされていたBAMBOOというお店のBBQをオーダーしました(6ドル)!
サイドメニューのTurkish Riceは個人的にかなり美味しかったです!
ディナーの後は、Bioluminescence Plankton(生物発光プランクトン)を見るため小島に向かうナイトツアー(5ドル)に参加しました。
参加者は10人くらいで、若い船員2人と共にいざ出発!
するとエンジンがかかったと思ったらすぐ止まる。
何度やってもすぐ止まる。
つい3日ほど前、プノンペン行きバスが故障して、他のバスに乗車率150で乗り込んだことが思い出され、先行きに不安を感じ始めました。
さすがに夜中の海、船の上で12人揃って寝たくはないですね^^;
10回目くらいでやっとエンジンがかかりなんとか小島に向けて出発。
5分くらいすると船頭が錨を落とし、船を停めました。
そして乗客に向かって
"Here we go!!"
と叫びながら、1人の乗客にあるものを手渡します。
P(passenger) "Is this a snorkel? We heard we are going to see planktons at a small island. We didn't hear about snorkeling at all."
B(Boatman) "OK, I see. We are going to a small island from now on."
またトラブルかと思いながらも、気を取りなおしてsmall islandに向かいます。
そして船頭が錨を下ろし船を停めます。
するとあろうことかまたしても船頭は乗客にシュノーケルを配り始めます。
P "We didn't prepare for snorkeling because we didn't know it at all. Is this tour for looking for planktons by ourself!?"
Boatman didn't answer.
というわけで、乗客みんな暗い夜の海にダイブしてシュノーケルリングしました^_^;
案の定1匹もプランクトンは見つかりませんでした。苦笑
プランクトンは見られないし、タオルも持ってきて無かったから水から上がった後寒いし、最悪のツアーでした^^;
さすがカンボジアクオリティです。
しかし、悲劇はこれで終わりませんでした。
宿に戻ってシャワーを浴びようとしたら、水が出ない!
トイレの水も出ない!
安宿に泊まったせいか?
全ての水は住民の飲み水、生活用水に使われて、僕らが使える水は一滴もない>_<
結局今日はシャワーを浴びられませんでした(泣)
ちなみに安宿の部屋はこんな感じです↓
最後に、ロン島の魅力は何と言って綺麗な海と砂浜、賑やかなウエスタンの雰囲気、そして物価が安いこと。
プノンペンからシアヌークビルのバス往復11~13ドル、埠頭までのトゥクトゥク往復8~10ドル、ロン島行き高速船往復10ドル、宿一泊8ドルくらい~、ツアー5~10ドル、BBQ5~8ドル。
最低トータル50ドル強くらいでプノンペンから行って楽しめます。
僕は今回参加しませんでしたが、シュノーケリングと釣り(釣り糸に餌をつけて垂らすだけ)と夕日のセットツアーが10ドルです。
水の事情だけがかなり気がかりですが、のんびり数日過ごすには最高のリゾート地だと思います!
時間がある方は是非行ってみては?
僕自身は1人だけでリゾートアイランドに滞在するのが心苦しいので、明日には早々に帰りますが(笑)