朝?、いや、深夜の2時に目覚ましをかけ起きたのは三度寝の後の3時過ぎ。
激しいダッシュで名古屋を後にする。
鈴鹿サーキットに到着したのは6時。
鈴鹿の一番好きな時間です。
受付を済ませ、チームの皆様と顔合わせ。
今回は尾張旭のバイクショップ、「ホットクリームレーシング」のライダーとして参加させて頂きます。
社長、監督である「八木氏」自ら空気圧チェック。
こちらの社長、タイヤメーカーの「ブリジストン」との繋がりが密で、ピットにBSの方が陣中見舞いに来るレベル。
ヘルパー、メカニックの皆様。
車検に行くとき。
ワシ、何もしてない。
自分の単車すら押さなくて良い厚待遇。
皆様の親切なお言葉。
「ライダーさんはレースに集中して下さい!」。
ヘルパーさんをぞろぞろ引き連れ車検に。
(;´д`)早速ピット内で異彩を放つ我がチーム。
8耐とかのファクトリーチームのライダーってこんなんだろうな。。
この車検がとても難しく、ってか、慣れなのでしょうが初出場のワシに取って非常に敷居が高くて容赦ないチェックがオフィシャル側から飛び出す。
ゼッケン位置の移動、テーピング不足、カメラの落下防止加工。
これら全てをまとめて10分程度!!で改めて頂き無事に再車検を通させて貰えたのは間違いなくヘルパーさん、メカニックさんのおかげさま。
自分では無理、無理無理ですた(;´д`)
ブリーフィング、「トランスポンダー」を借りる。
遅くなりましたがライダーの紹介。
会社のパイセンいつものS氏、今回も技術屋っぷりを発揮。
ホットクリームレーシングのライダーK氏。今回の一番時計はこの人!
速くて、クレバーで、奥さん美人!(笑)
と完璧な人。
トランスポンダーの設置場所もアドバイスを頂きますた!
師匠H氏。前日に鈴鹿入りしてホテル泊の気合いっぷり。今回もクールな走りでベストを更新!?
と、ワシの四人で走る。
そして応援に来てくれた同僚のYちゃんとJちゃんもありがとう♪
ケツカッチンなタイムスケジュールなので即フリー走行が始まる。
逝ってきます!(笑)
タイヤのインプレはまた別で行いますが100%タイヤのお陰でベストを更新する。
ありがとう、BS「RS-10タイプR」
前回の激しい転倒の恐怖が全く抜けて無かったのでゆるゆる走りました、1コーナーなんぞ怖くて一度も膝を擦らなかった!!それでも更新。
42秒台が出たので出場の「チャレンジャークラス」の入賞タイムである「40秒」は越えなくて済みそう。このタイムより速く走っちゃうと「賞典外」となり出る意味がなくなってしまう。せっかくなので表彰台を狙いに行きます!
そして午後のタイムアタック!
一週目はタイヤを暖める、二週目からはタイムを狙いに!
結構乗れてたのでイケると思ってピットに帰ってきたら思いの外ダメなタイムでした(;´д`)
順位を聞く気にもならず…………
後で知りましたが完走した26人中19位。
少しだけ悔し涙。。
自分の出番は終わり、S氏も終わる。最後は「ロードスターウォーズ」レース形式に参加するK氏と師匠H氏の出番待ち。
余分な自分の荷物は片付け始めます。
そして驚きの瞬間。
片付け中の事。
S氏「トランスポンダー返した?」
ワシ「あ!忘れてた!!行ってきます」
コントロールタワーに返しに行くと受付のお姉さん…………
「こぉさんですね?お疲れ様です!表彰式有りますので帰らないで下さいね(笑)」
…………???(゜ロ゜;
ワシ「はい?どゆことでつか?」
お姉さん「えっと。。チャレンジャークラス総合優勝と、プラス排気量別のC-1クラスも優勝してますねぇ!おめでとうございます!」
…………
…………
まさかの優勝キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!
とりあえず監督に報告、自分の事のように喜ぶ監督。
自分より速い人達は皆さん上のクラスだった様です、チャレンジャークラスではトップのようでした。
でもレースはまだ残っているので騒いではダメ。
レース形式に参加したK氏は最後辺りでベストを連発し26秒台!!
師匠H氏は27秒台!
タイムの近い二人は熱いバトルだったでしょうね!!
レースも終わりピットで集合!
ありがとうございますm(._.)m皆様のお陰!!
そして表彰台へ
もうこれから先の人生でここに上ることは無いだろう…………しかもシャンパンファイトとか!!(笑)
表彰台からの景色。
いい夏の思いでとなりました。ですがとりあえず隼での鈴鹿サーキットにおける目標は達成したのでしばらく走るのは辞めようかと思います。
次のステージへと進むため走り始めます。
とりあえずの結果を出せたので言いますがやはり隼ではその重量、ホイールベース、ツアラーで有るが故のディメンションの為サーキットを走るように作られてません。
同じスズキの「GSX-R1000R」とは全くの別物。
きっとこのまま隼で鈴鹿サーキットを走っていてもこれ以上の上達は見込めないでしょう。
ですが自分自身の残された時間、体力の衰え、感覚の老化。近い将来確実にやってくる限界。
それらを考えると即時次の計画へと進まねばなりません。。
休んでいる暇は有りません、走り続けます。。。
ではまた…………