これまで私は人生で塾とか予備校とかそういう類の所に行ったことがなかった。
なぜなら自分のペースで勉強したかったからだ。
なんなら私は宅浪するつもりでいた。
しかし父親に、浪人するなら予備校には行ってほしいと言われた。
私は何も言い返すことができなかった。
確かに、僕は自分のペースで勉強したいという気持ちがあった。
だが、父親と話をするうちに、考えが変わってきていた。
高校受験を自宅勉強で難なく合格した私は、塾など行かない方が自分に合っていると思っていたし、当時は本当にそうだったと思う。
だが、大学受験にあたり、もしかしたら自分のペースで勉強したいという名目で、心のどこかで疲れたら勉強を休む、悪い言い方をすればサボることを正当化していたのではないかと思った。
もしかしたら塾や予備校に行った方が自分に合っているかもしれない。
私は考えを改めた。
この半年と同じことを繰り返しても、同じ結果が待っているだけなのかもしれない。
そう感じた私は、逆にお願いした。
予備校に行かせてくださいと。
そして先日、駿台予備校の説明会に行ってきた。
これまでの駿台模試の成績がそこそこ良かったらしく、スーパー東大コースみたいな名前の一番上のコースまで、試験なしで入れることになっていた。
私大専願の予定の私は私大で一番上のコースを取ることにした。
というかその選択肢しかないという風に感じたし、個別相談の駿台予備校の方にも言われた。
こうして、私の浪人生活のビジョンが徐々に見えてきた。
これを読んでいる人は、感じただろう。
題にある「挫折」とはなんなのか、と。
これは、ここまでの話とは全く関係ない。
私は、ずっと好きだった人にフラれた。
いい感じだと思っていた。
どうやら違ったらしい。
うーん、人生は甘くない。
どうでもいい話しだが、記録として残しておく。
色々な面で失敗し、多分今、人生で一番きつい時間を過ごしていることだけは言っておこう。