2人の主治医

今日は前の病院の受診日でした。
前の病院といっても、これからも薬を処方してもらうために定期的に通院する予定です☆

今は新しく行った大阪の病院でのカテーテル治療をメインとしているけど、今後緊急時などにどちらでも対応できるように双方の先生方も連携をとってくれることになりました！

癌が発覚した時から、手術から化学療法までずっと診てもらい父のことを本当によくわかってくれているN先生。

新しい治療を受けるため、本当にギリギリの状態（いや遅いくらい）で行ったにも関わらず力強く父のことを受け止めてくれたS先生。

どちらの先生も、父と私たち家族にとってなくてはならない存在です☆

将来的に大阪のS先生の元で治療ができなくなった場合、こっちでちゃんと診ます！とN先生おっしゃってくださいました。

本当にありがたい（ ; ; ）

本当に親身になってくれる医師との出会いって本当に大事だなぁとしみじみ思いました。

そういう意味では父は恵まれてるな☆

頼もしい2人の先生に支えられて、心強いです！

これからも、いい方向に向かいますように！！




にほんブログ村



にほんブログ村

本人の気持ち

本人の気持ちってどうなんやろう？

ふとこんなことを考える。

父は生きたいという気持ちが強い。

なので、体力がまだあるうちはウォーキングに出かけたり食に対する執着もすごくて、本当によく食べていた。

でも、いよいよ痛みが出てきてなかなかコントロールができず身体のだるさも増してきて身体が思うように動かない現状。

きっと危機感も感じてるだろうし、不安や恐怖でいっぱいやと思う。

でも、こんな時に何をしてあげればいいのかわからない…。

私がそばにいると、気を使ってかしんどいのにずっと座って起きている。
なのでゆっくり休んでもらうためにあまり長い時間そばにいないようにしている。
もちろんやかましい子供たちなんて連れていけない💦

それが正しいのかどうかもわからない。

父は、本当はどうしたいんやろう？
どうしてほしいんやろう？

父はあまり自分の気持ちを言わないし、大体医者や私の言う通りに動いてきた。

ここまできて、治療を望むのかな？

私たち家族はもちろん大好きな父にまだまだ生きていてほしい。
でも、その反面もう充分頑張ってきたしこれ以上頑張れ！とはとても言えない。
解放してあげたい。
楽にしてあげたい。
という気持ちも正直ある。

闘病してる本人の痛みやだるさや気持ちをわかってあげることができないくやしさ。

休みの日に父のそばにいないのも、父に気遣ってると自分に言い訳して辛そうにしている父を見ているのが辛いだけかもしれない。

最近、家の事が全く手につかない。
子供たちには些細なことで怒鳴る。
私もちょっと情緒不安定になってるかもしれない。

一番辛いのは父。
弱音吐いてる場合じゃないな。

でも今の正直な気持ち。
最後の最期のその時はどうか苦しまず。
どうか穏やかに。

そう願うばかりです。

それがまだまだ先であってほしいけど。

頑張れはもう言えないな…。





にほんブログ村



にほんブログ村

転院②

CTと採血の結果が出て再び診察室へ。
結果出るのめちゃめちゃ早かったなー😳

結果は2週間前からさらに進行。
大切な門脈が腫瘍で塞がりかけていました。
ここが塞がってしまうと唯一残された治療のカテーテルができないということでした。
しかも門脈が塞がってしまうと肝臓に血液がいかなくなり一気に肝機能が悪くなり肝不全を起こすかもしれないそうです。

一刻の猶予もない状況で、来週では間に合わないという先生の判断でこの日に緊急入院して翌日カテーテルをしていただけることになりました。
翌日、3件も手術を控えていた先生ですが、いろんな先生に電話をして頭を下げて無理やり父のカテーテルの枠を入れてくださいました。
この時の先生の判断力、行動力、迅速な対応に本当に感謝しています。

ただ、そこまで切迫してる状況とは知らなかった父はあれよあれよと緊急入院になりちょっと情緒不安定気味で、とにかくイライラ…。
後から来た母や、看護師さんに当たり散らす始末。
急なことだったので個室しか空いておらず、安い部屋にしてくれと言ったり、窓から見える景色が悪くてイライラすると言ったり言いたい放題💧

母と2人になった時にもう死にたいと弱音を吐いたり精神崩壊していました。

当たってしまった看護師さんには申し訳ない気持ちでいっぱいです😞💦

しばらくして父の状態も落ち着き、翌日はまた昼頃に病院へ行きました。
入院してる病棟は緩和病棟なので、面会の制限はなく持ち込みなどもOKなので私たちはコンビニで簡単にお昼を買って病室へ行きました。

すると父、まだお昼を食べてないという。
13時を過ぎてもお昼はこずにイライラし始める父。
私が持って来た鯖寿司を一切れ食べました。
すると看護師さん登場。
お昼はまだですか？と聞くと
えっ！？お昼は絶食ですよ！！とキツめに言われました💦
しかも朝食の時点でお父さんにちゃんと伝えていたらしい。
お父さんは記憶がないと言う💧
鯖寿司を一切れ食べてしまったことを言うと看護師さん大慌て💦💦
先生に確認するけど最悪延期になるかもしれないのでご了承ください、との事。
仕方がない💧完全にこっちのミス>_<

結局は手術はしてくれることになったけど部屋に一切の食べ物の持ち込み禁止になりました。

廊下に出た時に看護師さんに父が言われたことを覚えていなかったり、理解していなかったりすることが時々あるのでなるべく家族が同席してる時に大事な説明はしてほしいこと、父だけの時は何かメモ等を残しておいてほしい、と伝えました。

そして、4件目の手術だったので16時ごろから開始。
時間にすると1時間ちょっと。
今日はカテーテルで抗がん剤を流し込んで終了でした。

手術後は絶対安静なので家族だけに状況説明。
肝臓にカテーテルが入っていってる画像。
肝臓はほぼ、癌で埋め尽くされていました。
今回の治療が全く効果が出なかったら余命が見えてくるという厳しいお話でした。

月曜日に採血をして、それを元にまた話をするので月曜日にまた来てくださいと言われました。

そして今日、病院へ行ってきました。
採血結果は全部が良くなってるわけではないけど、炎症の数値が下がっていること、黄疸の数値が上がってないところを見ると反応は悪くないんじゃないか？とのことでした。

ということで今日無事に退院できました。
まだまだ予断は許さない状態だけど、次は26日にCTを撮ってその後診察。
28日に入院して29日に第2回目のカテーテルをする予定になりました。

次も無事にできるといいな。

退院したものの、父はあまり食欲はなくだるいと言ってグッタリしていました。

今後どうなっていくのか恐怖と不安でいっぱいだけどできるところまで、家族で支えあって頑張りたいと思います！




にほんブログ村



にほんブログ村