朝 目覚めた
隣に残る冷たいシミ
腕枕の残像に
背を向けている君がいた
そっと見上げた青空
浮かんで見えた
白抜きの僕
今更ながらに 君を追いかける
恋の物語
綴られていく
流れる涙 染みこんで
どうかいつかの僕達は
違う物語を描いて
途絶えることのない
君への想いを
きっときっと 結んで
夜 繰り返す
君の温もり重ねて
戯れの先に刻まれる
埋まらない 空虚な心
ふと見上げた夜空に
雲隠れする
青白い月
日に溶けていった 君へ引き返す
恋の物語
綴られていく
束縛の闇の中
どうかいつかの僕達は
違う物語を描いて
この花が君へ
導くだろう
約束を交わそう この想い
手を結ぶように
今に散るむらさき
いつかもまた 月が照らすから
途絶えることない
君への想いを
きっと
きっと
結んで
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