ベリーダンスのお祭りに行ってきました。

 

 

 

World Bellydance Festival 2016

オープニング ガラ ショー Day2

プレミアム ガラ ショー

@日本特殊陶業市民会館フォレストホール

 

 

 

花 花 花 豆しば 花 花 花

 

 

 

毎年秋には

Hermes Dance Company Students' Show

と銘打たれたスクール生の発表会があって、

その月はライブをお休みしていた。

この年は、World Bellydance Festival 2016の

オープニングガラに出させてもらえることになった。

事実上の発表会である。

いつものレッスンの延長線上に合同練習があり、

JUNKO先生といつもの仲間と

当日を迎える。

 

 

 

カルチャーセンター内でのレッスンで

初心者レベルだったけど、

週に3クラスあって乗り換え可能だったので

病棟勤めでも続けられたんだよね。

 

 

 

受講生の減少に伴い2クラス閉鎖されることが決まって、

残ったのが火曜日の午前中のクラス。

乗り換えができなくなれば継続は難しいと判断して、

ちょうどその月が更新月であったので、

発表会のあと

更新をせずそのまま退会する流れとなった。

 

 

 

職場以外での交遊の場だったな。

肩書の異なる人たちが集まって、

共通しているのはベリーダンスとJUNKO先生が大好きなこと。

この日もみんなで同じ電車に乗り合わせて会場入りをして、

メイクとリハーサルが終わったら、

長い待ち時間を

会場内のロビーで開催されているバザールで

とても素敵な衣装を見つけて危うく買いそうになったり笑

楽屋の廊下で振り付けの確認をしたり、

寝たり(笑・それほど長い)。

 

 

 

この年は1曲だけの参加にした。

おかげで希望休の範囲で合同練習に休まず出られたし、

Rayflowerのライブを見に行けた。

1クラスに集中したのでレッスンの出席率も高くて、

自主練しなくても振り付けが頭の中に入っていた。

ベールを使うのは初めてで、

宙に投げたベールをうまくキャッチすることと、

ベールを踏まないことが課題だったな。

わたしのベールはピンクのグラデーションで、

暖色チームと寒色チームに分かれてベールを持った。

ベールが風を含んで生きているように操れるとすごく綺麗なんだけど、

振るので必死だったな。

効率よく振り続けないと落ちてきてしまうので、

案外腕力を使う。

練習で一度ベールをつかみ損ねて踏んでしまい、

それ以来ベールを踏むことに恐怖を覚えた。

小道具を使い損ねると、

振り付けが台無しになると実感をして。

 

 

 

本番直前に衣装のスカートのファスナーが壊れたので、

着たまま針と糸で縫って踊った。

踊りながらずり落ちて来なくてよかったよ。

安全ピンでとめる程度だとはじけたり刺さったりと危ないの。

焦ったわ。

バストラインは綺麗に出ていてよかったけど、

笑顔はいまいちだったなぁ、今年も。

ベールも踏まず、スカートも落ちず、事故は免れた。

そんなこんなで本番はどうにか終了。

 

 

 

わたしたちが出演したオープニングガラショーのあとは

全席指定のプレミアムガラショーになる。

世界から招待されたダンサーのステージを見るために

本番を終えると着替えて、

今度は客席から先生たちのパフォーマンスを待った。

 

 

 

プレミアムガラはサハラレイラで幕開け。

明るいピンクの衣装でかわいい。

大勢でステージが埋まっても

JUNKO先生はすぐわかるとゆうこさん。

 

 

 

コリーナ・シャクティ氏の幾度となく繰り返される

特徴的なS字を描く振り付けは神秘的だった。

インディアンフュージョンだけど、

曲が前衛的で内面に響いてきてちょっと怖くなる。

長い髪を後ろで束ねていて、立ち姿だけで中性的。

最初男性かと思った。

スリムで繊細で、バストを強調しない人。

ベリーダンサーが胸を強調するのは特徴的だし美しいのだけど、

豊満な体を惜しげもなくアピールされるのは

わたしは暑苦しく感じて好きじゃないブタ

それにはお国柄もあると思うのだけど、

この人は本当に美しいよ。

指先、爪先、目線の運びなどの細やかさは、

おおらかなオリエンタルにはないもの。

穏やかな動きで、綺麗だけど眠たくなるって加奈子さん。

みんな早朝からお疲れ。

わたしも序盤のサハラレイラで少しだけ舟漕いだ。

 

 

 

IZUMI氏はワイヤー付き?のベールを持ったダンサーたちを

従えてのパフォーマンスだった。

頭上のかなり高い位置で白いベールが舞っている。

あれはどうなっているのとずっと謎だったけど

(実際にはワイヤーはついていない笑)、

ポイベールという名称だった(今知った)。

真っ白なベールが高い宙を高速で流れたり、

くるくると回転するのがとても綺麗でね。

そんな6人のダンサーに囲まれて踊るのだけど、

あぁ、オリエンタルもいいなぁって思った。

やさしさと力強さに包まれて、

そこには明るい春の日差しがさしているようで

開放された気分になれた。

美しすぎて涙が止まらなかったので、

タオルの端を目頭に押さえながら見た。

 

 

 

momoi氏のパフォーマンスも印象に残っている。

繰り返される機械音の中で、

生を表現しているようだった。

 

 

 

サハラレイラは2部ではトライバルを披露した。

導入はそれぞれが静かに揺れている。

そこから踊り終わって全員がステージを去っていく後ろ姿まで

すべてが計算しつくされた動き。

集団が個になるという感動に息を飲む。

呼吸を乱すことなく完璧だった。

 

 

 

前ほどトライバルに関心がなくなっていたけど

やっぱかっこいいな。

トライバルは生きる意味を、

オリエンタルは生きる喜びを強力に訴えてきて

どちらも好きだ。

 

 

 

ゆうこさんはRUNA氏が好きだって。

頭を振り下ろしていたな。

ゆうこさんの似合いそうなアクション。

シルクドソレイユのLost Legendsが

ステージに登場するたびに

痛そうで爪先を見ないようにしてたとゆうこさん

(バレエしてたもんね)。

 

 

 

アマル先生は

立っているだけで存在感がある。

なんといってもボディが完璧。

今回はベールを使っていた。

昨日アマル先生のWSを受けたみきさん。

ついていけなかったって。

いやすごいよ。

一人で受けに行ってえらいなぁ。

 

 

 

エジプシャンからインド舞踊からアラビアンに

ターキッシュ、グルジアンと、

国際色も豊かだった。

メンズベリーもあったし♂

ダンスに触れて、友達ができて、踊る楽しさを知って、

自分の世界が広がった。

この日を最後に、

5年続けたベリーダンスをお休みしている。

再開の目処は立っていないんだけど、

またやるんじゃないかと思う。

その際には衣装を直さないといけないな。

 

 

 

花 花 花 豆しば 花 花 花