チョパレボのツアーに行ってきました。



The Choppers Revolution
チョパレボ‟2016‟2nd Album Release Tour
feat.川口千里

鳴瀬喜博(b)
IKUO(b)
村田隆行(b)
白井アキト(key)
川口千里(dr)
@Nagoya Blue Note



今日はナルチョさんもお揃いカピバラ



Blue Noteは入れ替え制。

1stは後方奥のテーブル席で見ていて、
 
ここでよかった、と思った。

至近距離を外している。



今日のナルチョさんの音が、

1曲目の1音目から誰にでもそうとわかるほどの
 
爆音だったので。

明らかにいつも以上の音量。

ナルチョさん側のテーブルだったら、
 
確実に『低音酔い』してるな。

カピバラ
終演後の白井さんのダメージが気になる。

彼はナルチョさんの真横で演奏されているのだ。

ナルチョさんの後ろにアンプがある。

あの上に物を置いてはいけない。

音の振動で物が落下するのを知っている。



ナルチョさんは、

昨日のご自身不在の『ナルチョロス・ナイト』公演が
 
sold outしていたことに触れた。

昨日の分まで暴れる気概が見て取れる。



おかげで1曲目で
 
昨夜の『ナルチョロス・ナイト』を
 
優に回復できてしまった。

ステージから離れたエリアで聴いていても、

靴底を通してナルチョさんの爆音が響いてくる。

過去に、太鼓の音がデカすぎるという理由で

Blues Alleyを出入り禁止になった人がいたけど、

今夜のナルチョさんもいい勝負なのではと

心配になるレベル。



ドラムセットを挟み、
 
ナルチョさんの対岸にIKUOさんと村田君。

IKUOさんは
 
2度目の名古屋Blue Noteでの公演を
 
喜んでいた。

千里ちゃんもゲストでの出演はあったけど、

フルでは初めてとのこと。

ジャズ・フュージョン系のミュージシャンにとって
 
憧れのステージ。



わたしは、
 
『ここは一生足を踏み入れることのない無縁な場所』
 
だと思っていた。

ジャズもフュージョンも知らずに大人になったから。



昨日のツインベースから
 
今日の猛烈なトリプルベースへ。

ナルチョさんの尋常でない気合いが伝わってくる。



昨日どれほど聴けていたのかわからないけど、

今日は足りなかったピースが
 
全部納まったかのようにしっくりくる。

3人で構築する完璧なアンサンブル、

これまではそういった聴き方を
 
してこなかったかもしれない。

ただ3人が会話するように弾いているのを
 
聴いていたような。



2ndはIKUOさん側のテーブルで聴いたので、

村田君とIKUOさんの音に近づけた。

お二人の音がよく聴こえるし、よく見えてうれしい。

村田君のプレイスタイルを見ている。

真摯にベースと向き合っている。

村田君の弾くベースって、日本の人っぽくない。

追求しているグルーブが違うんだろうな。

クライマックスでは、

ベースを抱えながら深く膝を曲げて高く伸び、

左に右にゆっくり跳ぶようにして移動した。

村田君が体を使う表現方法をとるのは
 
新鮮だと思った。



続いてIKUOさんが『H.H.B』を弾く。

ナルチョさんが
 
「『変態エッチベース』じゃないの?」
 
と言う。

はっ豆しば 違います。
 
 

昨日聴いてからというもの、
 
この曲が一番好きだ。

あのフレーズから感じる幸福感が心地好い。

わたしの中でいろいろなものが花開いていく。

めくるめくメロディに心が躍る。

速い曲をこういう聴かせ方にするのは
 
意外だと思った。

攻めるのではなく誘われる。

昨日の『H.H.B』は燃えていた。

人間的で男性的でめっっちゃかっこよかった。

しかしそれ以上に今日の『H.H.B』は超越していた。

また一段上り詰める。


終演後に、

「メンバーの演奏のすごさと素晴らしさに触発された」、

とツイートされていたけれど。

それにしてもすごかった。



「師匠、前座が終了しました!」
 
と、IKUOさんがナルチョさんに言った。

村田君とIKUOさんがベースソロを披露した後は、

ナルチョさんの出番。


「何言ってんだよ!これだけすごいことやられて、

これじゃあローリングストーンズの前座を

ビートルズがやるようなもんだよ!」


と、うれしそうにナルチョさんが言う。



ラスボス(笑)ナルチョさんの貫禄のプレイは、

音を鳴らした後の余韻がいつまでも耳に残る。

円熟の域に達する奥深さとユニークさで

ナルチョさんと世界を旅する『Travels』。

寝る前にネタを書き留めているそうで、

次のツアーでは新しい土地への旅もありそう。

最後は鎌倉の豪邸に帰ってくるところまで
 
ちゃんとあって、

「行ってきます」から「ただいま」までが旅片福面と一緒

皆様も無事ご帰宅ください。



忘れずテーブルへもお立ち寄りになる片福面と一緒

この神降臨を知らないファンの方々もいたよう。

呆然として見上げたり思わず写メろうとしたりで、

役割分担が滞りシールドが抜けることに。

降臨の際はお気を付けください片福面と一緒注

テーブルを支えてお待ちくださいね。



ナルチョさんは
 
フロア中央までいくつものテーブルを移動し続け、

演奏以外にも腰でベースをアタックするなどの
 
パフォーマンスも披露してくださったので
 
めいっぱい堪能できた。



最後は全員立って手拍子しながら『Pink Punk Funk』



3世代ベーストリオを形容する時に
 
使われる肩書としてこれまであったものから、

最近、より身近でわかりやすいもの
 
として用いられているのが

ベース界の波平・マスオ・カツオ』。

波平マスオカツオ

ぴったりプリネコ*。
 
 
 
IKUOさんがソロのあとでMCをしている時に、

村田君がマイクスタンドに頭をぶつけた。

その時のナルチョさんの「カツオ~!!!」は

波平さんそのものだった(笑)。

波平
!カツオあせo



帰り際、

エレベーターで一緒になった
 
ナルチョさんファンらしき男性が

声にならない声を漏らしていたので、

爆音のことかと思い

「えげつなかったですね」と声をかけると、

「いやぁ・・・テーブルに乗るなんて・・・」

と答えた。

かなり衝撃的だった模様 片福面と一緒汗あせ2





楽しい時間をありがとうございました。

素敵な曲と素晴らしい演奏の数々でした。

また来てもらえますように。

骸骨v♪*♪*♪*音符♪*